12月1日から24日のクリスマスイブに向けて、毎日1つずつあけていく「アドベントカレンダー」もいよいよ7つを残すのみとなりました。 アドベントは「クリスマス準備期間」のこと。 楽しみなクリスマスパーティーの準備は進んでいますか? 七十二候は本日12月17日から21日まで「鮭魚群 さけのうおむらがる」の時期に入ります。生まれた川を離れて広い海で回遊していた鮭が、
いよいよ11月も最終週となりました。明日11月27日から12月1日まで七十二候は朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)、北から吹く冷たい北風「朔風」が木々の葉を散らす時期を表しています。 「カサっ、ガサッ」と晩秋の音を鳴らしながら落ち葉を踏みしめて歩くのも、この時期ならではの小さなお楽しみですね。 季節のお楽しみと言えば、グルメの方々お待ちかねの「ジビエ」シーズ
急に冷え込みが強くなって、暖房機器の準備をされたご家庭もあることでしょう。七十二候は明日11月13日から17日、大地が凍り始める頃を表す地始凍(ちはじめてこおる)となります。 霜が降りる、霜柱が立つ、水たまりが凍る。本格的な冬の訪れを前に、寒さへの備えを始める時期となりました。 冬の備えといえば、今週は多くのデパートに「お歳暮ギフトセンター」が開設されます。1
9月も残すところ1週間。 七十二候は昨日9月23日から27日までが雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)です。 春分の末候(3月31日~4月4日)雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)と対になる期間で、春分の頃から増え始めた雷が鳴り響かなくなる時期とされています。 太平洋側の地域では気温が下がるにつれて少なくなる雷ですが、新潟県を含む北陸地方や山形県庄内地
朝、窓を開けるとひんやりとした秋の気配感じるようになりました。七十二候では9月13日から17日の期間を鶺鴒鳴 (せきれいなく)と呼んでいます。 冬鳥であるセキレイの鳴き声は秋到来の知らせでもありましたが、現在日本では1年中セキレイが見られるようになっています。 セキレイには「ハクセキレイ」「セグロセキレイ」「キセキレイ」の3種類がいますが、30年にわたる調査で
お盆休みが終わっても厳しい暑さが続いていますが、二十四節気は8月23日、「この日を境に暑さも落ち着く」とされる処暑に変わり、七十二候は初項「綿柎開 (わたのはなしべひらく)」となります。 綿は7月から9月にかけて黄色の花を咲かせ実をつけます。綿を包んでいる「柎(花のがく)」が開き始め、ふわふわの白い綿毛(わたげ)が見え始めるのが「綿柎開」の頃です。綿は肌当たり
昨日は海の日、夏休み直前の連休になりました。 七十二候は明後日18日から22日を春に生まれた鷹の幼鳥が巣立ちのために飛び方や獲物の捕り方などを学ぶ「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」と言います。 見落とすことなく熱心に探し出す様子や鋭い目つきを表す「鵜の眼鷹の眼」という言葉は、「鷹」や鵜飼で知られる「鵜」の獲物を狙う時の様子や目つきに由来した言葉です。 鷹
雨の季節に入りました。七十二候は今日から16日は「腐草為蛍 かれたるくさほたるとなる」に入ります。 雨に濡れた水辺の湿った草の間を、蛍の光がちらちらと行き交う幻想的な様子が見られる季節です。 蛍たちの光の舞は蛍のオスとメスの出会いの合図、メスの蛍が放つ弱い光にオスが強い光で答えるのは蛍のプロポーズと言われています。 雨上がりや水辺など湿度が高く、照明や月明かり
新しい時代が始まって2週間、「令和」の響きも少しずつ馴染んできたように感じませんか?七十二候は明日15日から20日までが、筍(たけのこ)が生えてくる時期を表した「竹笋生(たけのこしょうず)」となります。一般的に「たけのこ」としてスーパーなどで広く売られているのは孟宗竹(モウソウチク)で竹笋生より少し前、3月から4月に旬を迎えました。丁度今頃旬を迎える筍は、東北
いよいよ平成が幕を閉じようとしています。 最後の1日を皆さんどのようにお過ごしですか?時代は変わっても季節の流れが止まることはなく、七十二候は令和最初の5日間が「牡丹華 ぼたんはなさく」、文字通り牡丹の花が咲く頃となります。 硬く小さなつぼみから、美しい花びらが幾重にも重なる豪華な大輪の花を咲かせることから、「富貴」「幸せ」を象徴する花とされ、かつては牡丹の花