TOP > beautyletter > 血管年齢診断!血管の老化によって起きるシミ・抜け毛には「旬のオクラ」
お盆休みが終わっても厳しい暑さが続いていますが、二十四節気は8月23日、「この日を境に暑さも落ち着く」とされる処暑に変わり、七十二候は初項「綿柎開 (わたのはなしべひらく)」となります。
綿は7月から9月にかけて黄色の花を咲かせ実をつけます。綿を包んでいる「柎(花のがく)」が開き始め、ふわふわの白い綿毛(わたげ)が見え始めるのが「綿柎開」の頃です。綿は肌当たりが優しく吸水性、吸湿性にも優れているため汗をよく吸い取り、夏場には嬉しい素材です。その一方でスポーツなど大量に汗をかくシーンでは汗が乾きにくく、また縮みやすい、毛羽立ちやすい性質から洗濯を繰り返すことによって素材が早く傷んでしまうというデメリットもあります。そのためスポーツウェアにはポリエステルなど機能性に優れた化学繊維が採用されることも少なくありません。来年の今頃はオリンピックが閉会し、パラリンピックの開会式に向けて聖火リレーが行われている頃。パラリンピックの聖火は日本の各地で採火された炎が都道府県の代表によって1つの炎へと統合され、8月25日の開会式に向けて開催都市である東京をリレーされます。暑さの中で聖火リレーをする皆さんのウェアにも注目が集まるかもしれません。最近は「来年もこんなに暑いと大変だね」と挨拶代わりに来年に向けた話をすることがあります。今年の暑さに耐えながら、早くも来年の夏に思いを巡らせる人が多いようです。
さて、運動をすること、体を動かすことは若さを保つ上で大切ですが、「見た目年齢を下げる」ためには血管を老化させないことも重要なポイントの1つです。若々しい血管の維持に「旬のオクラ」が効果的であることをご存知ですか?
血管が老化して血管年齢が上がると、見た目年齢も同じように上がると言われています。あなたの血管老化をチェックしましょう。
□ 日常生活で歩くことが少ない
□ 睡眠不足が続いている
□ 食事は満腹になるまで食べる
□ たばこを吸う
□ 足がしびれたり冷えたりすることが多い
□ ストレスが多い
□ 3年前と比べるとかなり太った
□ 肌の乾燥やごわつきが気になる
□ 抜け毛や白髪、髪のパサつきやツヤのなさが気になる
□ 爪が欠けたり、薄くなったりとトラブルが多い
チェックが0個 血管年齢は実年齢より若いです
チェックが1~2個 血管年齢は実年齢と同程度です
チェックが3~4個 血管年齢が実年齢より高い可能性があります
チェックが5個以上 血管年齢が実年齢より高くなっています
弾力を失って硬くなった状態(動脈硬化)が「血管の老化」です。血管が老化すると全身に酸素と栄養分を行き渡らせる血液の流れが悪化し、
✓シミ・シワなどが増える
✓抜け毛が増える
✓夏でも冷えが気になる
✓肩こり、腰痛の悪化
などの症状が現われます。動脈硬化の度合いが強い人ほど顔にできるシミ面積が広くなるという調査報告をした日本の大学があります。加えて動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳梗塞など重大な疾病のリスクも高まるのです。
現代は食事内容や運動不足などの生活習慣により、血管年齢が実年齢より高くなっている人が増えていますが、老化してしまった血管も、生活習慣を改善することで若返ることができます。血管を若返らせるには食生活と適度な運動を意識することが重要です。スーパーの店頭に並ぶ今が旬の「オクラ」には、血管の若返りに効果的な栄養素が豊富に含まれています。
高血糖で「血液ドロドロ」といわれている状態になると血管が傷つき、老化が進みます。オクラのヌルヌル成分は糖質の吸収を抑制し排出を助ける作用で動脈硬化を改善・予防します。
コレステロールや中性脂肪の排泄を促して肥満を解消すると、動脈硬化の危険因子である高血圧、糖尿病、脂質異常症などの改善にも役立ちます。オクラにはサツマイモの2倍もの水溶性食物繊維が含まれています。
血行を促進するビタミンEはそれ自体が酸化されやすいため、血管を強化するビタミンCと一緒に摂ることがおすすめですがオクラには両方のビタミンが含まれます。また豊富に含まれるβ―カロテンは抗酸化力が高く活性酸素を無害化して血管を若返らせるのに効果を発揮します。
このようにオクラは血管年齢を下げる効果でも注目されますが、実は高い抗酸化力によるアンチエイジング、ムチンの保水力よる美肌効果、ペクチンやカリウムのダイエット効果など女性には嬉しい「食べる美容液」とも呼ばれる、手軽に摂れるスーパーベジタブルなのです。
・表面にうぶ毛がびっしりと残っている(うぶ毛は鮮度の目安)
・濃く鮮やかな緑色
・小ぶりで柔らかな弾力のあるもの
栄養を無駄なく摂るためには、新鮮なオクラを選んで生のまま、又は茹で過ぎるとネバネバ成分が破壊されてしまうので、さっと茹でることがポイントです。
オクラ効果を最大限に活かす「バネバオクラ」をマグロ丼、そうめんつゆ、カレーなどにトッピングするのがおすすめです。酸性度が高い物はネバネバ成分を分解するのでお酢と一緒に使うことは避けましょう。
材料
オクラ5本
水-大さじ2
①水洗いしたオクラのヘタ下から先端まで、縦に数本の切れ目を入れてから細かくみじん切りにする
(フードプロセッサーを使うとき場合は水を先に入れる)
②刻んだオクラをボウルに入れて水を加える
③1分程度箸でかき混ぜる。粘りが出てかたまり状になったら完成
ビタミンB1とナイアシンで夏バテ効果の高い豚肉と組み合わせれば、ご飯が進む最強の一品です。
材料(2人分)
・オクラ10本
・豚バラ130g
A(しょう油大2 砂糖大1.5 みりん大2 酒大1)
①オクラは塩少々をかけて揉み、ヘタを切り落としてさっとゆで冷ます
②豚バラ肉を広げて、オクラに巻きつける
③巻き終わりを下にしてフライパンで焼き付け、全体に焼き色がついたら肉から出た脂を取り除く
④調味料A味付けし、弱火で煮詰めて照りがでたら完成
オクラは主食としても作り置きで副菜としても活用できるので、ぜひ今が旬のオクラを毎日取り入れてみてください。
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