4月が始まって1週間が過ぎました。七十二候は明後日4月9日から13日までが「鴻雁北こうがんかえる」の時期となります。 昨年秋が深まる頃にロシアから宮城県や北海道にやってきた渡り鳥の雁(がん、かり)が再び北の国へ帰っていく頃となりました。雁たちが飛ぶ距離はおよそ4000㎞。東京-大阪間(約500㎞)4往復にもなる長距離を、Vの文字を作って飛んでいくのが特徴的です
令和がスタートした2019年も後半が始まりました。 七十二候は今日から6日までが「半夏生 はんげしょうず 」、サトイモ科の半夏、別名烏柄杓(からすびしゃく)やドクダミ科の野草、半夏生(はんげしょう)が花を咲かせる頃となりました。 半夏生は白い花を咲かせる今頃、葉の半分がまるで「おしろい」を塗ったかのように白くなります。 「七十二候の半夏生に半夏生が半化粧(はん
季節が秋に向かうにつれて、だんだん日が短くなり、昼と夜の長さがほぼ同じになるこの時期を二十四節季で秋分(しゅうぶん)と言います。 夏の暑さがようやく落ち着き、過ごしやすくなるのもちょうど秋分あたりからです。 みなさんは秋と聞くと何を思い浮かべるでしょうか? 食欲の秋などという言葉もあり、旬を迎える食べ物もたくさんあるので「秋は太りやすい…」と思っている人も多い
8月も中旬に差し掛かりましたが、暦の上ではすでに「立秋」を迎え、秋の訪れを感じる時期となりました。七十二候ではこの時期を「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」と呼び、少しずつ秋の気配を感じることができます。しかし、まだまだ暑い日が続き、夏の風物詩である台風もこれから多く日本列島を訪れるでしょう。また、最近では「ゲリラ豪雨」と呼ばれる突然の大雨が、この時期にピークを迎えると