TOPbeautyletter > 体力増強、疲労回復だけじゃない!「にんにく」の美肌効果

体力増強、疲労回復だけじゃない!「にんにく」の美肌効果

いよいよ11月も最終週となりました。明日1127日から121日まで七十二候は朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)、北から吹く冷たい北風「朔風」が木々の葉を散らす時期を表しています。

「カサっ、ガサッ」と晩秋の音を鳴らしながら落ち葉を踏みしめて歩くのも、この時期ならではの小さなお楽しみですね。

季節のお楽しみと言えば、グルメの方々お待ちかねの「ジビエ」シーズンの到来です。フランス語「ジビエ(gibier)」は野生鳥獣の食肉のこと。

自然の生態系の中で、自由に羽ばたき、のびのびと駆け巡った天然の食肉は、身が引き締まったうえ栄養価も高く、貴族など上流階級の食文化の中でも高級食材として親しまれてきました。

日本でヨーロッパのジビエが多くの人に楽しまれるようになってきたのは1990年代に入ってからだと言われています。

ジビエと言えばシカや野ウサギ、ハトなどが思い浮かぶかもしれません。

その他にもイノシシやマガモ、カルガモなど、またヨーロッパではハクビシンなどもジビエに含まれます。

日本で狩猟が解禁になるのは1115日から翌年215日ととても短い期間ですが、ワインをさらに美味しくするジビエはワイン愛好家からも好まれ、ジビエの歴史が浅い日本でもこのオンシーズンを楽しみにする人は多く、今年も自然からの美味しい贈り物「ジビエ」を味わう人が益々増えそうです。

さて、ジビエ料理の風味づけやアクセントにも使われる香味野菜「にんにく(ガーリック)」。

「忙しい日々を乗り切るため」「疲れた体を癒すため」など体力増強や疲労回復の効果はよく知られていますが、実は美肌やアンチエイジングなど美容にも高い効果が期待できる食材であることをご存知でしょうか?美味しく食べて美肌を作る、「にんにく」のアンチエイジングパワーに注目してみましょう。

 

「にんにく」の美容効果とは?

 

全世界で生産される「にんにく」ですが、年間の消費量を見ると1年間に日本人1人が300g~400gのにんにくを食べていますが、実は世界平均では1人当たり800gと日本人はにんにくの消費量は少なめです。

アメリカではがん予防に効果的な食品の第一位としてにんにくを推奨したところ、消費量が3倍に上がるなど健康面で見ても効果が認められているにんにくですが、実は美容面でも素晴らしい効果を持っているのです。

 

<美肌効果・アンチエイジング>

・アリシン、セレン、ポリフェノール、ビタミンE,ビタミンC

体内に入った酸素がエネルギーに変化する時に生じる活性酸素は、免疫機能など体に有効な機能を持つ一方、過剰に発生して体内に蓄積されるとがんや動脈硬化などの生活習慣病、シミやシワなど肌老化の原因になることが分かっています。にんにくには抗酸化作用を持つ成分が豊富に含まれていることから、美肌効果はもちろん全身のアンチエイジングに効果が期待できると言われています。

 

<新陳代謝・細胞の活性化>

・スコルジニン、ビタミンE

アリシンは加熱されると無臭のスコルジニンに変化します。スコルジニンには強力な酸化還元作用があり、細胞を活性化し新陳代謝を促進するとされています。私たちの肌は新陳代謝によって生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。肌に多少のトラブルが生じても一定のサイクルの中で自然に剥がれ落ち、きれいな状態の肌に戻るのはこの「ターンオーバー」の作用です。新陳代謝が上手く進まないとターンオーバーが乱れてよい細胞が育たず肌老化が進むとされています。

 

<血行促進>

・ビタミンE、アリシン、アリイン

血液の流れがスムーズになり血行が促進されると、体内に採り入れられた栄養分が血流にのって体の隅々にまで行き渡り、美肌、美髪を作り出します。さらに老廃物の排出がスムーズになることから代謝が高まり美肌効果は更にアップします。

 

美肌を作る「にんにく」の食べ方とは?

 

にんにくの美容効果を引き出す組み合わせレシピをご紹介します。

 

☆ブロッコリーのにんにく炒め

ビタミンC、B1、Eが豊富に含まれる、11月~3月に旬を迎えるブロッコリー

を使った簡単な1皿です。
(材料2人分)

にんにくスライス1/3片  ブロッコリー120g  オリーブオイル適量 塩少々                  黒こしょう少々

 

①小房に分けたブロッコリーは熱湯で2分間塩茹でし水気を切る

②フライパンにオリーブオイルを入れにんにくを加えて火をつけ、にんにくに色がついたら茹でたブロッコリーを加えて中火で炒める

③塩・黒胡椒し、ほんのり焦げ目がついたら完成

 

☆豚バラと冬キャベツのにんにく鍋
11
月から2月に旬を迎える冬キャベツにはビタミンC、腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれます。またビタミンB1が含まれる豚肉とにんにくは美肌作りの王道ともいえる組み合わせです。アリシンは水に溶ける性質があるのでスープも一緒に頂きましょう 

(材料2人分)

にんにく1  豚バラ150  キャベツ1/4玉 ニラ1/4

キャベツ1/4玉 ニラ1/4束    1ℓ   100㏄     塩小さじ1

鷹の爪1/2本   白コショウ少々    ゆずコショウ適量


①にんにく1/2片をスライス、1/2片をすりおろす

豚バラは3等分に切って適量(分量外)の塩を振っておく

キャベツざく切り、ニラは5cmにカットする

②鍋に水を入れて沸かし沸騰したらお酒を加える。フライパンに豚ばら肉、スライスしたにんにくを入れて炒め、豚肉に焼き目がついたら沸かした鍋に入れてアクをとりながら10分程度煮る。

③キャベツ、おろしにんにく、塩、白コショウを加えたら、フタをして5程度に煮る。キャベツが柔らかくなったらニラ、小口切りした鷹の爪を加える

④好みでゆずコショウを加える。

 

「にんにく」の適量と気になるニオイについて

 

1日に生の状態なら1片、加熱した状態でも2片までにしましょう。大量摂取は強い成分によって胃腸に負担がかかります。にんにくによる口臭はしっかり歯みがきをすれば3時間程度で消えますが、体内に吸収されたニオイ成分は血流にのって全身に運ばれ体臭として16時間程残ると言われています。16時間以内に予定が入っている場合は以下のニオイ対策もおすすめです。

 

①食前、食後の牛乳

牛乳の効果は広く知られています。牛乳の脂肪分がニオイ成分を溶かすことは科学的にも証明されています。

②食事中、食後の緑茶

緑茶に含まれるカテキンやフラボンに消臭効果が認められています。

③食後のコーヒー、りんご、チョコレート

コーヒーなどに含まれるポリフェノールはニオイのもととなるアリシンと結びついてニオイを抑える効果があります。またコーヒーのタンニンにも強い消臭効果が認められています。

 

 

アンチエイジングが気になるあなたに、純度の高いレチノールを使ったエイジングケアの決定版「ピュアレチノール」をご紹介します。即効性と持続性の時間差で働くWピュアレチノールをベースに、有効成分を深く作用させるラクトピーリングや高濃度酸素ケア、リフティングマシーンなど肌の変化に合わせた最適なアプローチでケアを行うトータルエイジングケアプログラム。細胞老化の他、たるみやシワ、くすみ、シミ、乾燥肌など複合的なエイジングのお悩みの解消に多角的にアプローチしていきます。4回の集中プログラム終了時には肌が深部から生まれ変わり、笑顔に10年前の「ハリ」と「白さ」が戻っていることをご実感頂けます。エイジングによる健康や美容についてのお悩みにもサロンスタッフが丁寧にお答えします。どうぞお気軽にご相談ください。

pagetop

ご予約・お問い合わせはじめての方 ご予約・お問い合わせ2回目以降の方 求人情報