TOP > beautyletter > 「旬のカボス」で秋に目立つ「大人毛穴の悩み」を解消
朝、窓を開けるとひんやりとした秋の気配感じるようになりました。七十二候では9月13日から17日の期間を鶺鴒鳴 (せきれいなく)と呼んでいます。
冬鳥であるセキレイの鳴き声は秋到来の知らせでもありましたが、現在日本では1年中セキレイが見られるようになっています。
セキレイには「ハクセキレイ」「セグロセキレイ」「キセキレイ」の3種類がいますが、30年にわたる調査で「ハクセキレイ」が増加する一方、「セグロセキレイ」と「キセキレイ」が減少していることが分かっています。
全長が20cm程の尾の長いセキレイ。白、黒、黄色、あなたに今年の秋を知らせてくれるのは、どのセキレイでしょうか?
さて、七十二候が鶺鴒鳴に入る13日は「中秋の名月」でもあります。中秋の名月は陰暦の8月15日の月のことで、月を楽しむ習慣は平安時代に中国から伝えられたとされています。中国で中秋の名月に食べる物と言えば「月餅」。
小豆餡の月餅はご存知だと思いますが、中国ではアヒルの卵、肉、ハムなど甘くない月餅も食べられているそうです。
今年は翌日の14日が満月となり、実は「名月」が「満月」ではありません。
中秋の名月、翌日の満月、2晩続けて秋の夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?
さて、深まる秋はお肌の悩みも深くなる時期。9月は1年でもっとも「毛穴」が目立つ月とも言われています。大人の毛穴を目立たなくしてくれる「旬のカボス」をご紹介します。
毛穴は大きく3つのタイプに分かれます。毛穴ケアには自分の毛穴タイプを知ることが大切です。
□A Tゾーンの毛穴が特に目立っている
□A 朝のメイクがランチタイムまで持たない
□A 油っぽい食べ物やジャンクフードがやめられない
□B 肌に触れるとざらざらしている
□B 小鼻が黒ずんで角栓が気になる
□B メイク落としや洗顔に時間をかけたくない
□C 肌のハリ不足が気になっている
□C 頬を中心に毛穴が目立つところが顔中に広がっている
□C どちらかというと肌が乾燥気味
あなたは「ひらき毛穴」です。皮脂の過剰分泌が原因でオイリー肌が原因です。丁寧に洗顔した後はしっかりと保湿することも大切です。
あなたは「つまり毛穴」です。皮脂に古い角質が混ざった角栓が毛穴に詰まっています。角栓が空気に触れて酸化すると黒ずんでさらに目立ってしまいます。古い角質を落としてターンオーバーを整えることも大切です。
あなたは「たるみ毛穴」です。肌の弾力が無くなって毛穴が重力によって引っ張られ、毛
穴がしずく型に見えるのが特徴です。肌のハリを支えるコラーゲンをとること、顔全体の
リフトアップも毛穴の改善に効果的です。
夏は気温、湿度共に高くなるため皮脂が過剰に分泌されやすくなり、「ひらき毛穴」が目立つようになります。過剰に分泌された皮脂によって角栓ができやすくなるため「つまり毛穴」ができてしまいます。さらには冷房や強い紫外線により肌の乾燥が進むと、肌は老化しハリを失うため「たるみ毛穴」も目立つようになるのです。
夏の終わりから秋にかけてはどのタイプの毛穴も目立つ季節です。冬の乾燥に備えるためにはここで肌のリセットが必要。肌をリセットしないままでは保湿成分が上手く浸透せず、肌乾燥が進みます。そのためには毛穴タイプに合わせた直接の肌ケアに加え、体の内側から毛穴のケアに必要な栄養素を摂ることも重要です。
⇒ビタミンB1、ビタミンB2を摂取して、肌の皮脂をコントロールする!
食材:レバー、牛乳、アーモンドなど
⇒ビタミンAを摂取して、肌のターンオーバーを整える!
食材:うなぎ 卵 チーズなど
⇒ビタミンCを摂取して強力な抗酸化作用で老化を防ぎ、コラーゲンの生成を助ける!
食材:レモン キウイ パプリカなど
このすべての栄養素を含んでいるのが「旬のカボス」なのです。
大分県特産の果実「カボス」は、ゆずやすだち、レモンなどに比べて酸味が低く甘みも強いため、ポン酢や焼き魚に絞ったり、お菓子作りに使われたりもします。徳島県特産の「すだち」と間違われやすいのですが、ゴルフボール程の大きさでより酸味が強いのが「すだち」、「カボス」はテニスボールほどの大きさがあります。カボスの収穫は8月中旬から10月、流通量は9月が最大となり今、まさに旬を迎えています。
ビタミンに他にカボスに含まれる特徴的な栄養素はレモンの2倍とされる「クエン酸」。クエン酸には目立つ毛穴ケアに効果的な抗酸化作用、血行促進作用の他にもリラックス作用や疲労回復作用があるため、夏の疲れが出やすい今の時期に必要な栄養素です。
また、体内で糖質が分解されてエネルギーになる時にクエン酸が必要になるため、クエン酸が不足すると糖質がエネルギーに変換されず体内に蓄積されて肥満の要因となります。栄養素を豊富に含んだ旬のカボスは美容と健康にとても効果の高い果実なのです。
素麺1.5 束 大葉3~4枚 みょうが1個 薬味ネギ 少々
カボス1/2個 麺つゆ 適量 氷
①鍋に水を入れ火にかける。
②大葉、みょうがは千切り、薬味ネギは小口切りにする。
③カボスは薄くスライスする。
④素麺を規定の時間通りに茹で、流水でしめる。
⑤どんぶりに素麺、麺つゆ、カボスと氷、薬味の順に盛り付ける。
ほうれん草1/2袋 舞茸1パック だし汁 大さじ2
しょうゆ 大さじ1 カボスしぼり汁 大さじ1/2
①鍋にたっぷりの湯を沸騰させ塩(分量外)を加える。
②ほうれん草は根本をよく洗い鍋に入れて30秒ほどゆで、氷水で冷やしたら水気を絞り4cm程の長さに切る。
③舞茸は食べやすい大きさに分け、たっぷりの湯に塩を加えてさっとゆでる。
④②と③を合わせ、だし汁、しょうゆ、カボスしぼり汁を混ぜたものを加えてさっと和える。
深まる秋とともに、毛穴の開きやたるみなどお肌に衰えを感じたあなたには、トータルエイジングケアプログラム「ピュアレチノール」がおすすめです。
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