2月4日は二十四節気の立春。旧暦では1年の始まり、季節の大きな節目となります。 1年の始まりと言っても、旧暦の1月1日と立春が重ならないのは不思議に感じませんか? (今年は1月25日が旧暦1月1日でした)これは立春・二十四節気が「太陽の動き」で設定されるのに対して旧暦1日が「月の動き」で設定されているからなのです。 旧暦の1日は必ず「朔(サク)」今の言葉にする
1月も最終週となりました。毎週お伝えしている七十二候も1月30日(木)から2月3日(月)までの大寒末候「鶏始乳 にわとりはじめてとやにつく」が72番目の最終候となります。 暦の上では春目前というわけです。 自然の状態にある「にわとり」は春が近づき日照時間が長くなるにつれて卵を数多く産むようになると言われています。 気温が低い時期には水を飲まずにエサを食べるため
今年は例年に比べてインフルエンザのピークが早目に訪れると予想されています。 皆さん、インフルエンザ対策は万全ですか? 実は紅茶に含まれるテアフラビンという成分がインフルエンザの感染力を奪うという研究結果が報告されています。 周囲にウィルスを広めないためにも、インフルエンザに感染してしまった時こそ紅茶を飲むことが効果的ということです。手軽なティーバッグで入れたお
早いもので1月も半ばに入ります。 七十二候は1月16日から19日まで「雉始雊きじ はじめて なく」、繁殖期を迎えたオスの雉(きじ)が「ケッケーン」というこの時期特有の鳴き方でメスに求愛する季節となりました。 明日15日は「小正月」。 今年1年間お守り下さる年神様(歳神様)をお迎えした元日「大正月」に始まったお正月行事も明日の小正月で全て終わります。 明日、各地
新しい年が明けて1週間がたちました。本年もどうぞよろしくお願い致します。 七十二項は昨日1月6日から1月10日まで「芹乃栄(せりすなわちさかう)」の時期に入りました。 全国の山野で競り合う(せりあう)ように群がって生えることからその名前がついたと言われる「せり」。 旬の時期は2月から4月になりますが、出荷量は旬に比べると成長がまだ小さい1月にピークを迎えます。
新年あけましておめでとうございます。 年が明けて令和2年1月1日から5日まで、七十二項は降り積もる雪の下で麦が芽を出す頃を表す雪下出麦(ゆきわりてむぎのびる)となります。 秋に種をまいた麦は北国の深い雪の下で静かに頭を出し、のびのびと太陽の光を浴びることができる温かい春をじっと待っています。 こうして育った栄養価の高い麦を飼料として大切に育てられるのが「和牛」
Happy Holidays! 皆さま、素敵なクリスマスイブをお過ごしですか? クリスマスを楽しみに待っているうちに、今年も残り1週間となりました。 七十二候は冬至を迎えた12月22日から26日まで「乃東生 なつかれくさしょうず」となります。「乃東生」は夏至の初候「乃東枯(なつかれくさかるる)」と対になっていることをお気づきの方もいらっしゃるでしょう。乃東は冬
12月1日から24日のクリスマスイブに向けて、毎日1つずつあけていく「アドベントカレンダー」もいよいよ7つを残すのみとなりました。 アドベントは「クリスマス準備期間」のこと。 楽しみなクリスマスパーティーの準備は進んでいますか? 七十二候は本日12月17日から21日まで「鮭魚群 さけのうおむらがる」の時期に入ります。生まれた川を離れて広い海で回遊していた鮭が、
一段と寒さが厳しくなってきました。七十二候は12月12日から16日まで「熊蟄穴 くまあなにこもる」、熊など動物たちが冬眠を始める時期を表しています。 また、今日12月10日はスウェーデンンの首都ストックホルムでノーベル賞の授賞式が開催され、リチウムイオン電池を研究・開発した吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞されます。授賞式後の晩餐会ではスウェーデン料理がふるまわ
12月に入り令和元年も残すところ1か月となりました。 七十二候は12月2日から6日までの期間、橘の実が黄色に色づき始める頃を表す橘始黄たちばなはじめてきばむとなります。 橘は1年中緑の葉を茂らせる常緑樹。枯れることのない永遠の象徴として古くから宮中や神社に植えられています。 また、お雛様を飾る時に「左近の桜、右近の橘」と口ずさみながら位置を確認することはありま