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冬も必須の光老化対策!「近赤外線」をご存知ですか?

一段と寒さが厳しくなってきました。七十二候は1212日から16日まで「熊蟄穴 くまあなにこもる」、熊など動物たちが冬眠を始める時期を表しています。

また、今日1210日はスウェーデンンの首都ストックホルムでノーベル賞の授賞式が開催され、リチウムイオン電池を研究・開発した吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞されます。授賞式後の晩餐会ではスウェーデン料理がふるまわれるということですが、皆さんはスウェーデンの人たちが旬を感じる野菜、果物をご存知ですか?

スウェーデンの短い夏の始まり、6月頃に出回る新じゃがとイチゴだそうです。丸くてコロコロとしたスウェーデン産のイチゴはあちこちにできる屋台でも売られて大人気になります。

日本では3月から4月が露地物イチゴの旬ですが、最も多くのイチゴが店頭を飾る季節は12月中旬から2月、まさに今、イチゴの季節が始まりを迎えています。

今話題になっているイチゴはお歳暮としても人気が高まる「高級ブランドイチゴ」。福岡県の「あまおう」、栃木県の「とちおとめ」などは誰でも知っている有名イチゴですが、岐阜県羽島市の農園で作られている「美人姫」は1100gを超える特大サイズと糖度13度以上という美味しさに加え、1粒(70g以上)が10000円という驚きの価格で贈り物としても注目される高級ブランドイチゴです。

ビタミンCやアントシアニンを豊富に含むイチゴは冬の美肌維持にも効果的ですが、今の時期、暖房を使う機会が増えたり、冬用のスキンケアに変えて何となく肌の調子が悪いと感じたことはありませんか?

冬の時期は保湿以外のケアをあまりしない方も多いかもしれませんが、実は肌老化を進める「近赤外線」のケア忘れてはいけません。

今回は冬の時期こそ気を付けたい「近赤外線」に注目してみましょう。

 

紫外線と赤外線について

 

太陽から地球に届く光には様々な波長の長さの光が混ざっています。
波長が短い方から「紫外線」、「可視光線」、「赤外線」となりますが、私たちの眼が感じることのできる光は可視光線だけとなり紫外線や赤外線は目で見ることはできないため、紫外線や赤外線だけを避けながら歩くということはできません。

 

<紫外線>

波長が短いため地表に降り注ぐ割合は太陽光うち4%ですが、肌に細胞レベルでのダメージを与えるほどエネルギーの強い光線です。紫外線対策が重要で、紫外線をブロックするための化粧品やグッズなど様々な紫外線対策商品が開発されています。

<赤外線>

波長が長いために地表に届きやすく太陽光の52%は赤外光線が占めています。実は赤外線は私たちの体を含めて熱を持つすべての物から発生しています。耳式体温計やサーモグラフィは体から放出されている赤外線を測定しているものです。赤外線はさらに「近赤外線」、「中赤外線」、「遠赤外線」と区分されています。

 

近赤外線が肌に与える影響

 

赤外線はエネルギーが弱いということから、パワーの強力な紫外線ほどのダメージを受けることはないとされてきましたが、近年、赤外線の中でも「近赤外線」が肌に及ぼす強い作用が報告され注目を集めています。

 

△透過性、浸透性の高い近赤外線

紫外線の多くが皮膚の表層で吸収されるのに対して、近赤外線は角質層や表皮、真皮を超えて皮下脂肪や筋組織にまで届くとされます。肌のハリを作るコラーゲンを分解するMMP1、炎症性サイトカインなどの物質の分泌が肌深部で促されることで、肌の土台からダメージを受けることになります。近赤外線を浴び続けることでダメージが蓄積し、保湿やマッサージではカバーできない根本的な肌老化の原因となります。

 

△電熱ストーブ、こたつなどの暖房器具

近赤外線は電球、テレビのリモコンなど身の回りにある多くの物から発生しています。テレビのリモコンなどは近赤外線も微弱で影響に神経質になることはありませんが、電熱ストーブやこたつなどの暖房器具を使用する際には必要以上に肌を近づけたり、長時間使用したりということには注意が必要です。

 

近赤外線対策

 

加齢による自然老化以外で、紫外線や近赤外線を浴び続けることで生じたシミやしわ、たるみなどの肌老化は「光老化」と呼ばれます。光老化には子どものころから浴びた太陽光線の総量が関係し、浴びた量が多いほど肌老化が早くから現われます。シワやたるみの原因は加齢がおよそ2割、光老化が約8割とも言われています。近赤外線対策も基本的には紫外線対策と同様です。


〇無防備に太陽光を浴びないこと

夏に比べると冬の紫外線量は減少しますが一定の量は保たれます。加えて夏のような対策をしない人も多く、肌が夏と同程度のダメージを受けることも考えられます。光老化リスクの高い10時から14時までの外出には光対策が必須です。可能であれば近赤外線カットの効果がある日焼け止めを選びましょう。皮膚が薄い目元から有害な光線が浸透しやすいとされているので、目元を守るサングラスなども効果的です。

 

〇皮脂を落としすぎない

爪や髪、皮膚の表面にある「ケラチン」、肌を覆う「皮脂」には近赤外線を反射する働きがあるとされています。乾燥しがちな季節でもあるので、近赤外線対策のためにも保湿が重要です。

 

〇ビタミンA、ビタミンC

ケラチンの形成にはビタミンAが欠かせません。ビタミンAには肌の乾燥を防ぎ肌のバリア機能を高める効果があります。また、抗酸化作用の高いビタミンCは光老化対策にはなくてはならない栄養素です。

 

<ほうれん草とれんこんのシャキッとサラダ>

旬を迎えて栄養分や甘みが増している「ほうれん草」と「れんこん」にはビタミンAとビタミンCがたっぷり含まれています。

 

2人分作り方

5cmにカットしたほうれん草1把と、食べやすい厚さにスライスしたれんこん30gを茹でる。レンコンはシャキシャキとした食感を残すようにゆで過ぎに注意する

②茹でたほうれん草とれんこんを冷水にさらして水気を絞り、ツナ缶1/2

マヨネーズ大さじ1、ポン酢小さじ1/2で和え、適量のいりごまを振る

 

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