







TOP > beautyletter > 暴飲暴食による体重増加や肌荒れ対策!「数の子」が持つ驚きの効果
新年あけましておめでとうございます。
年が明けて令和2年1月1日から5日まで、七十二項は降り積もる雪の下で麦が芽を出す頃を表す雪下出麦(ゆきわりてむぎのびる)となります。
秋に種をまいた麦は北国の深い雪の下で静かに頭を出し、のびのびと太陽の光を浴びることができる温かい春をじっと待っています。
こうして育った栄養価の高い麦を飼料として大切に育てられるのが「和牛」。海外でも人気が高まり、すでに「wagyu」の名前は多くの人に認知されています。
年末年始はステーキや焼き肉など、美味しいお肉をいただく機会も増える時期ですが、牛肉の最高級希少部位「シャトーブリアン」には出会えましたか?シャトーブリアンはヒレ肉(テンダーロイン)のうちでも中央に位置する分厚く肉質のいい部位のことです。
1頭の牛からおよそ600gととても希少な部位のため、100g15000円から20000円程、日本三大和牛(神戸牛、松坂牛、近江牛または米沢牛)ともなるとさらに高額になることもあります。
皆さんは牛肉にも素材がさらに美味しくなる「旬」が存在することをご存知でしょうか?
夏の暑い時期は牛の食欲も落ちてしまいますが、1年の中で最も寒さが厳しくなる「1月から2月にかけて」は寒さに耐えられるように脂肪を貯めこむため、牛の食欲が増す時期なのです。
牛の胃に生息する微生物が食物を分解する時にエネルギ―を生じるため、牛は食べれば食べるほど温かく、さらに食べようとします。
寒くなる→食べる→太る→上質な霜降りができる、牛肉の旬はまさに今、1月から2月にかけてとなるのです。
クリスマスパーティや忘年会など美味しい食事の機会は嬉しいけれど、そろそろ体重増加や肌荒れが気になり始めた方もいらっしゃるでしょう。
新年に頂く「数の子」があなたのダイエットや美肌作りの救世主となる食材ということをご存知ですか?
重箱の中でキラキラと輝く「数の子」。ニシンの腹子である数の子は無数の小さな卵が集まってできていることから「子孫繁栄」を願う縁起物とされています。数の子は、幸せを重ねるという意味がある「重箱」の「一の重」に詰められているので、フタを開けて真っ先に鮮やかな黄色が目に飛び込んで金運向上にもつながる幾重にも縁起のいい食べ物です。関東では「黒豆、数の子、田作り」、関西では「黒豆、数の子、たたきごぼう」をこの3品があればお正月を迎えることができる「祝い肴三種」と呼びますが、数の子はどの地方にも含まれるお正月に欠かすことのできない食材の1つと言えます。
数の子は普段から馴染みの深い食材ではないため、カロリーやコレステロール、プリン体の多さなどを心配される方があるかもしれません。痛風の原因とされるプリン体がたらこ100gには120.7mg、明太子100gには159.3mg含まれていますが、数の子100gには21.9mgしか含まれていません。数の子1本はおよそ20gなのでプリン体は4.4mgにしかならず「ひじき」や「わかめ」と並ぶプリン体が極めて少ない食材と言えます。
EPAやDHAというと青魚というイメージを持たれる方が多いと思いますが、数の子にはイワシやマグロ、サンマを上回る量のEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)
が含まれています。EPA・DHA効果として脳細胞の活性化や脳神経の再生による学習能力・記憶力の向上がよく言われますが、
・コレステロールの合成を抑え体外への排出を促す
・新陳代謝が活発になりシミが薄くなる他、ニキビやくすみを改善する
・血流を改善して栄養分を全身に行き渡らせ、肌や髪の傷みを改善する
という素晴らしい美容効果も報告されています。
数の子には抗酸化作用の高い様々な栄養素が豊富に含まれています。抗酸化作用により若々しい肌や髪が守られるのはもちろん、ダイエット、生活習慣病の予防や瞳の保護にも役立つとされています。
数の子には鉄分に加えてビタミンEが含まれています。鉄分をビタミンEと同時に摂取すると血流の改善に効果がありこの時期に嬉しい冷え症の改善が期待できます。体温が上昇することでダイエット効果や肌のシミやくすみの改善にも効果的です。
睡眠のリズムを作るメラトニンの分泌量を調整している栄養素がビタミンB12です。ビタミンB12は睡眠の質を向上させ、時差ボケなどにも効果があるとされています。質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌を促し、アンチエイジングにも欠かすことができません。
おせち料理とは一味違った数の子アレンジメニューをご紹介しましょう。
(2人分材料)
・塩抜き数の子2本
・明太子 1腹
・タマネギ 1/8個
・にんにく 1/2片
・スパゲティー 200g
・塩 大さじ1
・バター 20g
・小麦粉 大さじ1
・牛乳 100mg
・生クリーム 60g
・大葉 8枚
・粉チーズ お好みで適量
①大き目の鍋でスパゲティーを茹でる熱湯の準備をする。
数の子はざっくり刻み、明太子は薄皮に切れ込みを入れて中身をこそげ出す。
大葉は縦半分に切ってさらに細切りにし、水にさらしてから水気を絞っておく。
②フライパンにバターを入れ中火にかけ、タマネギ、ニンニクを加え炒める。タマネギが透明になってきたら小麦粉を加えて炒めあわせ、牛乳、生クリームを加えて焦げないよう注意しながら木べらで混ぜ合わせ火を入れる。とろみがついてきたらほぐした明太子を加えて混ぜる。ソースが固い場合はパスタのゆで汁を加えて調節する。
③沸騰したお湯に大さじ1程度の塩を加えスパゲティーを袋に記載の時間より1分程短くゆでてザルにとる。
④ゆで上がったスパゲティーをソースに加え混ぜ合わせながら1分程火にかけ、最後に数の子を加えて混ぜる。皿に移して大葉をのせ、お好みで粉チーズをかける。
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