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顔のほてりは更年期だけじゃない!「冷えのぼせ」の症状とは?

1月も最終週となりました。毎週お伝えしている七十二候も130日(木)から23()までの大寒末候「鶏始乳 にわとりはじめてとやにつく」が72番目の最終候となります。
暦の上では春目前というわけです。

自然の状態にある「にわとり」は春が近づき日照時間が長くなるにつれて卵を数多く産むようになると言われています。

気温が低い時期には水を飲まずにエサを食べるため、栄養分が豊富に含まれ濃厚な卵になります。二十四節気の寒の内に産まれた卵は「寒卵(かんたまご)」、大寒の日に産まれた卵は「大寒卵(だいかんたまご)」と呼ばれ金運や健康運向上に効果があるそうです。

「寒卵」と同じようにこの時期だけ「寒」がつく食材がいくつかありますが、その中でも旬の間に是非食べておきたい魚と言えば「氷見の寒ブリ」でしょう。

氷見産と札が付くだけで値段も跳ね上がる高級ブランドです。「ブリ」は1年を通して食べられる魚ですが、越冬と産卵のために秋から栄養をため込んだブリが北海道から九州や東シナ海まで南下してくる時期が11月末から2月初めごろ。

この時期に水揚げされる丸々とした天然の親ブリが「寒ブリ」と呼ばれます。さらには

①ブリの大きさや数量、形などを判定委員会が審査。本格的な氷見ブリシーズンの到来を認定し「ひみ寒ぶり」宣言(令和元年は1120日)

②宣言以降、氷見魚ブランド対策協議会が判定した期間に富山湾の定置網で捕獲され、氷見漁港で競られたブリに「ひみ寒ぶり」の証明書が発行され統一の青箱で出荷されるなど、「ひみ寒ぶり」となる「ブリ」はまさに選ばれし「ブリ」なのです。

5万円以上もの値がつく10㎏を超えるブリが飛ぶように売れていきます。寒ぶりの旬も残り1か月ほど。脂がのった寒ブリをさっとお鍋にくぐらせてとろけるような美味しさをポン酢で頂くのはいかがでしょうか

?さて、寒い時期にお鍋を前にしていると顔だけがほてってしまうという経験はありませんか?もしかすると冷え症が悪化して「冷えのぼせ」の症状が出ているのかもしれません。

 

「冷えのぼせ」を簡単セルフチェック

 

「冷えのぼせ」は

①上半身の冷えを自覚していないが、手足が冷たいと指摘される

②寒いところから急に温かい部屋に入った、運動をしたなどの直後に胸より上がカーッと暑くなって大量の汗が出る

③手のひらや足の裏などにじっとりと汗をかいている

以上の3つが典型的な症状とされています。

 

あなたが「冷えのぼせ」の状態にないかを簡単にチェックしてみましょう。

□ 自分では冷えを感じないが手や足が触れた時冷たいと指摘されることがある
□ 手足は冷たいのに、頭だけがボーッと暑くなることがある

□ 帰宅して温かい部屋に入った途端、顔がカーッと暑くなり汗が出ることがある
□ 仕事中、オフィスの気温が高くなると1人だけ汗をかいていることがある

□ 特に冷えを感じていないが、冷たいものを食べたり飲んだりするとトイレが近い
□ 手のひらや足の裏などにじっとりと汗をかいている

□ 足が冷えるので靴下を履いて寝ても、知らないうちに脱いでいる

□ カラスの行水だと言われるほど入浴時間が短い、もしくは冬もシャワーのみだ

□ イライラしたり逆に気分が落ち込んだりということがある

□ 眠れない、途中で目が覚める、しっかり寝ても疲れが取れないなど睡眠に悩みがある

 

当てはまる項目が多いほど「冷えのぼせ」である可能性が高くなると言われています。

 

「冷えのぼせ」対策

 

「冷えのぼせ」は50代女性、次いで20代女性に多くみられます。急に顔がほてるなどの症状から「更年期」や「プレ更年期」だと片づけられてしまうことがありますが、冷え症がよりひどくなった症状と言えます。

 

「夏の室内外の温度差、季節の変わり目の温度差」で体が冷えると

「血行不良型の冷え」が現われる。典型的な症状としては生理痛

「血行不良」で静脈内やリンパ管に血流が停滞した状態が続くと血管やリンパ管を通って全身に回る体の水分が漏れ出し、細胞と細胞の間(細胞間脂質)にたまって「むくみ」となって現れる「水分代謝異常型の冷え」


体は本能的に末端の体温が下がっても頭部(脳)の体温を下げないようにする 

「冷え」「のぼせ」が混在して「冷えのぼせ(自律神経型の冷え)」が現われる

 

・エアコンで作られた快適な環境は室外との気温差を大きくする

・快適な部屋で冬でも薄着をすると室外で冷えが生じる

・ファストフードや飲み物など、体を冷やしやすい食生活

・運動不足

こうした背景から本来は50代以上の女性に多かった「冷えのぼせ」が若い世代にも広がっているのです。

 

「冷えのぼせ」の人が避けるべきこと

 

「冷えのぼせ」の改善には、規則正しい「食生活、運動、睡眠」で自律神経を整えることが大切です。「睡眠前に首の後ろをあたためる」「睡眠前に腹式呼吸をする」と交感神経の緊張をやわらげリラックスしながら血流を改善して体を温めることができます。

「冷えのぼせ」の人が避けるべきことがあります。

 

避けるべきこと① 長湯

冷え症の改善に良いとされる入浴ですが、冷えのぼせの症状がある場合は体が温まる前にのぼせてしまい、無理をするとめまいを生じることがあります。

 

避けるべきこと② 首から肩にかけて冷やす

首や肩には神経の通り道があるため冷やすことで自律神経乱れ、冷えが全身に生じることがあります。

 

避けるべきこと③ タートルセーター

今年のトレンドのタートルセーターですが、「冷えのぼせ」の人が着用すると汗を逃がすことができずのぼせが強くなることに加え、汗で全身を冷やす恐れがあります。

 

 

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