TOP > beautyletter > 秋の美肌対策に栗がおすすめ
9月も中旬を過ぎて、本格的な秋がやってきました。
七十二候では玄鳥去(つばめさる)と言い、渡り鳥であるツバメが夏の終わりとともに子育てを終え、暖かい南へと帰っていく季節です。
この時期は気温の急激な変化が起こり、空気の乾燥も激しくなります。
すると肌にも負担がかかり、カサカサして艶が無く、さらにシワ・シミ・たるみが目立つようになってしまいます。
そんなお疲れ肌の救世主となるのが9月に旬を迎える「栗」です。
上品な味わいで、食卓にもスイーツにも使える老若男女に人気の高い栗は、モンブラン、マロンタルト、栗ご飯など秋になると食べたくなるものがたくさんありますが、栗は少量で豊富な栄養を摂取することができる上に、脂質が少なくてヘルシーな食材です。
若々しく健康的な肌を目指すために、9月に旬を迎える栗の美容効果を活用しましょう。
栗には、ビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1が不足していると疲れやすくなり、肌のくすみが気になるようになります。
ビタミンB1は、肌の代謝を促しターンオーバーを活性化するので、美肌を保つためには欠かせない栄養素のひとつです。
さらに、美肌に有効な栄養素としてビタミンCがあります。
ビタミンCは、肌の潤いを保つコラーゲンの生成を助けるのでコラーゲンと共に摂取すると効果的です。
また、細胞の劣化や肌の老化を防ぎ、若々しい肌を保つ働きをしてくれるのもビタミンCです。
ビタミンCが足りなくなると、肌の老化が進みシワやたるみの原因にもなりますが、栗にはそんな美容効果たっぷりのビタミンCも豊富に含まれています。
しかもでんぷん質に包まれているので、加熱してもビタミンCが壊れにくく、効率よく摂取できるところも魅力です。
また、美肌の大敵である便秘の予防に効果的な、食物繊維を摂ることもできます。
食物繊維は、腸内環境を整えて便通を良くし、体の内側からきれいになるために重要な栄養素です。肌は腸内の健康状態を表すバロメーターとも言われ、美肌と腸は切っても切れない関係にあります。
栗本来の味を簡単に楽しみたい場合は、茹で栗がおすすめです。
皮ごと茹でて、包丁でふたつに割り、スプーンですくって食べるのが簡単でおやつなどに最適です。
茹で栗を活用すれば、ケーキにアレンジすることもできます。皮を処理して販売されている栗もあるので、それを活用するのも一つの方法です。
量が多く、食べきれない時には冷凍保存も可能ですので、栗は毎日気軽に食べられる栄養満点の秋の食材だと言えます。
当サロンでは、皆様のお肌の悩みを改善するお手伝いもしております。お気軽にご相談ください。