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豊富な抗酸化力を逃さず食べる!旬の「新玉ねぎ」

3月に入り、陽射しの温もりに春の訪れを感じるようになりました。
七十二候は明後日35日から9日まで「蟄虫啓戸  すごもりのむしとをひらく」となります。

冬ごもりをしていた昆虫たちが動き出し、土中で冬眠していた動物たちが目覚め始める季節です。

寒さの厳しい冬の間はエサが不足することに加え、凍りついた水は飲むこともできません。

冬ごもりや冬眠は厳しい環境を生き延びるための生き物に備わった知恵なのです。

虫たちがのびのびと羽を広げて飛び始める春、今日33日は「桃の節句」ひな祭りです。

今晩はご家庭で、にぎやかに女子会で「ひな祭りパーティー」をされる方もいらっしゃることでしょう。

ひな祭りのテーブルにはちらし寿司や手まり寿司、お吸い物、白酒(甘酒)、ひな祭りケーキ、桜餅、ひなあられなど、気持ちも華やぐ色とりどりのお料理がならびますね。その中でも真っ先に手にして頂きたいのが「ハマグリ」のお吸い物です。平安時代の終わりから「貝合わせ」という遊びでも使われるハマグリは、元々組み合わさっていた貝殻しかピタリと組み合って一対になることはできません。

運命の1人と出会う「良縁」を願ってひな祭りには「ハマグリ」が使われるのですが、大人女子にはハマグリの持つ「美容効果」がおすすめです。ハマグリにはコラーゲンの生成に欠かせない「グリシン」や肌荒れの改善に役立つ「亜鉛」、ストレスやメンタルの不調をスッキリさせる「グルタミン酸」「ビタミンB12」などが含まれ女性には嬉しい食材です。5月から10月の産卵に向けて栄養を蓄える2月から4月、まさに今がハマグリの旬真っ盛りです。スーパーで見かけることも多くなりますがほとんどが中国産や韓国産。国産の天然ハマグリは国内で販売されるハマグリのおよそ3%から5%程でとても希少です。三重県の桑名(旬は5月頃から8月上旬)、千葉県の九十九里浜、茨城県の鹿島灘など有名産地のハマグリは1粒が500円以上になる高級品となっています。春の美肌キープにはハマグリを入れたプチ贅沢なお吸い物もおすすめです。ハマグリのように春に旬を迎える食材には健康や美容に効果的な栄養素が豊富に含まれていますが、「新玉ねぎ」もその1つ。旬を迎える「新玉ねぎ」の抗酸化力が注目されています。

 

「新玉ねぎ」と「玉ねぎ」の違いとは?

 

玉ねぎには黄玉ねぎ、白玉ねぎ、紫玉ねぎなどの種類があり、秋に種をまいた玉ねぎは5月~6月に収穫を迎えます。1年を通して店頭に並ぶ一般的な「玉ねぎ」は収穫後1か月程度乾燥させ保全性を高め、日持ちをよくしてから出荷される玉ねぎです。乾燥によって玉ねぎ表面には茶色の薄皮ができます。一方「新玉ねぎ」は同じ玉ねぎを3月~4月に早取りし、乾燥させずにすぐに出荷したものです。

 

同じ種からできる「新玉ねぎ」と「玉ねぎ」では含まれる栄養素も同じです。スライスした玉ねぎは辛味を抑えるために食べる前に水にさらしてから使うことが一般的です。玉ねぎに含まれる水溶性の栄養素は長時間水にさらすことで溶け出してしまいます。「新玉ねぎ」は皮が薄く水分が豊富な時期に早取りされ乾燥せずに出荷されるため、玉ねぎ特有の苦みや匂いが少なく、水にさらさなくても美味しく食べることができます。つまり、玉ねぎに含まれる栄養素を逃がさず取り込むためには旬の「新玉ねぎ」がおすすめなのです。新玉ねぎは柔らかいことも特徴で、豊富な栄養に加えて爽やかな春の食感を味わうこともできるのです。

 

「新玉ねぎ」の美容効果とは?

 

新玉ねぎに含まれる栄養素のうち注目は「ケルセチン」と「硫化アリル」です。

 

◎ポリフェノールの一種「ケルセチン」

玉ねぎの色素や渋み成分には強力な抗酸化作用がある「ケルセチン」が含まれ、その量はモロヘイヤの2倍以上とも言われています。

・ダイエット効果(ケルセチンが脂肪の吸収を抑える)

・美肌、美髪効果(抗酸化作用によるアンチエイジング効果)

 

加えて「ケルセチン」には抗ヒスタミン効果があり、辛い花粉症を緩和する効果が期待できます。この時期にはとても心強い栄養成分と言えます。

 

◎玉ねぎ特有のニオイ成分「硫化アリル」

・美肌、美髪効果(血流が促されることで栄養成分が体の隅々に行き渡る)

・ダイエット効果(血流が促され体温が上昇することで代謝が向上する)

 

加えて「硫化アリル」は殺菌性が強いため体内に侵入した病原菌から体を守る働きをすることから、体の免疫力を高める効果があるとされています。また硫化アリルはビタミンB1を効率よく体内に取り込む働きがあるため、

糖質からエネルギーを作り出す→疲労回復、新陳代謝を促し肥満を解消

皮膚の健康を維持する→美肌作り

脳神経系の正常な働きに役だつ→イライラ解消、不眠解消

といったビタミンB1の働きを向上させます。

 

「新玉ねぎ」の栄養効果をアップする簡単メニュー

 

玉ねぎは1日に50g程度(4分の1個)が摂取の目安とされています。アンチエイジング効果を得ようとたくさん食べても硫化アリルの効果は7時間程しか持続されません。適量を毎日食べ続けることが大切です。

 

<新玉ねぎの簡単豚肉ロール巻き>

材料 2~3人分

豚薄切り肉 150~200g

新玉ねぎ 1個半~2

塩こしょう 少々

☆しょう油 大さじ2

☆みりん 大さじ2

レタス・キャベツ・トマトなどお好みの野菜 適量

マヨネーズ・七味 お好みで適量

 

①新玉ねぎを縦半分に切ったら断面を下にして、繊維対して直角に包丁をあて繊維を断つ方向へ1㎝厚さに切る。

②切った玉ねぎを肉で巻く(こま切れ肉は玉ねぎに巻きつけはがれないように握る)

③フライパンに油を少々ひき(分量外)肉の巻き終わりを下にして並べ塩コショウする

④フライ返しなどで肉の上からしっかり押さえつけながら強火で焼きつける。焦げ目がついたら裏返す。

⑤フライパンにふたをして中火で火を通す。火が通ったら一旦火を止める。

⑥あらかじめ☆の材料を混ぜておき、⑤のフライパンに入れよく絡め、再び強火にして煮詰める。

⑦お好みの野菜と共に皿に盛り付け、フライパンの煮汁をかける。マヨネーズ、七味はお好みで適量添える。

 

玉ねぎは豚肉と一緒に摂取をすることで、ビタミンB1の吸収率がアップしてくれるので、おすすめです。

 

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