







TOP > beautyletter > 秋の味覚「鮭」でアンチエイジングケア
秋が深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
冬が近づいてきていることを示すこの時期は、七十二候で霜始降(しもはじめてふる)と言います。
気温が下がると空気中の水蒸気が氷の結晶となって霜ができますが、霜は古くから冬の訪れを知らせる風物詩として俳句などにも使われて来ました。早朝に畑や草花に霜が降りてキラキラと光っている様子はとてもきれいですよね。
また、この時期は旬を迎える食べ物が豊富なところも魅力で「食欲の秋」と言われるように焼き芋やグラタン、鍋、シチューなどおいしい食事がたくさんあります。
野菜や果物はもちろん、この時期に食べ頃になる魚介類も多く、なかでも日本人に大人気の魚介類といえば「鮭」ですよね。
脂が乗った赤色の身は、生で食べても火を通してもおいしい最高の食材です。秋に旬を迎える鮭は、その味もさることながら栄養がたっぷりで健康にも美容にも高い効果を発揮してくれる食材でもあります。
鮭の特徴と言えば、鮮やかな赤色身です。
赤色の身に含まれる色素には、強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンが含まれています。
抗酸化作用とは、細胞を酸化させて老化を早めたり、細胞のがん化を進める有害な活性酸素を除去する働きのことです。
そのため鮭は、肌や内臓の老化を防ぐアンチエイジング効果が期待できる食材でもあるのです。特に夏の紫外線ダメージが蓄積している今の時期に鮭を食べれば、肌の老化を原因の一つとなる活性酸素を除去し、シワ・シミの生成を防いでくれるのです。
また、良質なタンパク質も豊富なのが鮭の特徴の一つだと言えます。
現代人はタンパク質が不足した食生活を送りがちですが、コラーゲンはタンパク質から構成されているため、不足すると肌のハリが失われて、たるみの原因になるのです。
鮭は肌のアンチエイジングや健康な体作りに活躍し、さらに生活習慣病を防ぐビタミンEも含まれており積極的に摂りたい魚のひとつでもあると言えます。
お皿に鮭の切り身を並べて両面に塩を振りかけます。
少量の油を引いたフライパンに鮭の切り身を並べて、程よい焼き色が付くまで片面ずつ焼いて完成です。
お好みで大根おろしやすだちをかけるとさっぱりといただけます。
鮭の塩焼きは、シンプルな味付けで鮭本来の味を楽しめます。また、鮭の含まれるビタミンは油と相性がいいので、油で焼くことで吸収率が良くなります。
玉ねぎをスライスして水にさらしたら、オリーブオイルと酢、レモン汁、砂糖、塩コショウを混ぜてマリネ液を作ります。
スライスした玉ねぎとお刺身用に切られたサーモンをマリネ液と合わせて和え、さらに盛り付けて完成です。
サーモンのマリネは、お酒のお供にもぴったりですし、強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンはレモンと一緒に食べるとさらに効果が上がります。
水を入れた鍋に、だしと白菜を入れて火にかけ、醤油・酒を入れてひと煮立ちさせたら、お好みの大きさにカットした鮭を入れます。鮭に火が通ったら、最後に味噌を入れて完成です。
野菜は、白菜以外にも人参やサトイモ、キノコ類など好きなものを入れて楽しめます。
野菜と鮭の栄養がたっぷりの石狩汁で冷えた体を温めましょう。また鮭の皮にはコラーゲンが豊富に含まれているので、皮ごと食べるようにしてください。
鮭に含まれるアスタキサンチンは熱に強い為、生でも焼いてもどちらでも美味しく食べられるのが特徴だと言えます。旬の鮭を取り入れて、老化に負けない美しい肌を手に入れてみませんか?
当サロンでは、皆様のお肌の悩みを改善するお手伝いもしております。お気軽にご相談ください。