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寒くなる時期は、今が旬の「奇跡の野菜」で血行促進・アンチエイジング!

朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり、暖房機器を準備されたという方もいらっしゃることでしょう。明日117日は「立冬」、暦の上でもう「冬」となります。

そんな冬の始まりの117日~11日を七十二候では山茶始開(つばきはじめてひらく)と呼んでいます。

ここに出てくる「つばき」は「さざんか」のことで、山茶花(さざんか)が咲き始める頃を表した言葉です。

「山茶花」と「椿(つばき)」はとてもよく似ているのですが、10月から12月一足早く開花するのが山茶花、追うように椿が12月から4月にかけて開花します。

また花の散り際、山茶花は花びらを一枚ずつ落としていきますが、椿は花首からぽとりと落ちてしまうので、花がある時には見分けやすいとされています。

江戸時代、長崎・出島にあったオランダ商館からヨーロッパに伝わったため英語でも「サザンカ(Camellia sasanqua)」と呼ばれ、ハイブランドがモチーフとして取り入れるほど海外でも好まれる花です。

山茶花の咲き始めるこの時期に旬を迎える、山茶花と同じ赤い食材「ビーツ」をご存知でしょうか?

寒さが増してくる今の時期は血流が悪くなり、体調の変化や肌のトラブルが起きやすくなったり、普段から血圧が高めの方は、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まります。そんなこれからの寒い時期にぴったりの健康・美容効果を持つ、旬の「ビーツ」に注目してみたいと思います。

 

11月が旬の「ビーツ」

 

アメリカでは「table beet(テーブルビート)」、イギリスでは「beetroot(ビートルート)」、フランスでは「betterave(ベトラーブまたはベートラブ)」と呼ばれる地中海沿岸原産の濃い赤紫色の根菜は、和名を「火焔菜(カエンサイ)」と言いますが「ビート」「ビーツ」と呼ばれることが多く、日本には江戸時代の初め頃に伝わったとされています。

近年のサラダブームで、生のまま薄くスライスし年輪のような模様が出た状態で食べたという方もいらっしゃると思いますが、砂糖の原料になる「てんさい(砂糖大根)」の仲間なので特有の甘みがあり、加熱するとカブに似た柔らかな食感が楽しめるので煮込み料理にも使われます。

ロシアの赤いシチュー「ボルシチ」の赤はこのビーツから出ている色ですが、欧米ではよりポピュラーに出回っている野菜です。

 

クセの強い葉柄は避けて主に根の部分を食用としますが、若く柔らかい葉は緑に赤い筋が入った見た目も可愛いのでベビーリーフの1種類として使われていることもあります。国産のビーツの旬は6月から7月にかけてと11月から12月にかけてと1年に2度あり、北海道、茨城、長野、熊本で多く栽培されています。

栄養価が高く「飲む輸血」「奇跡の野菜」とも呼ばれる「ビーツ」ですがは、実は美容効果の高い「美容ベジ」でもあるのです。

 

NO(一酸化窒素)とビーツの関係

 

ビーツに含まれる栄養素によって

 

・美肌効果(ビタミンB群・ビタミンE・ビタミンCなど)
・便秘解消(天然のオリゴ糖や食物繊維)

・ダイエット効果、むくみの改善(カリウム)

・アンチエイジング効果(ベタシアニンなどのポリフェノール)

 

など美容効果が期待できるのですが、健康や美容に関心の高い人に注目されているのは「ビーツ」と「NO(一酸化窒素)」の関係です。

血管を柔らかくし、血行を改善するといったNOの働きを研究・発見した3人の科学者が20年前にノーベル生理学・医学賞を受賞したことによりNOが大変話題となりました。

NOは毎日の食事や運動によって体内で自然に作られる成分ですが、加齢とともに体内生産量は減少してしまいます。ビーツを摂取すると、ビーツに豊富に含まれる成分「硝酸塩(NO3)」によってこの「NO」が作られることが分かっているのです。

 

体内の血行が促進されると、動脈硬化などの生活習慣病の予防につながる他、疲労回復、持久力アップが期待できます。また、基礎代謝が高まるため脂肪が燃焼されやすくなるなどのダイエット効果に加えて、老廃物が排出されやすく体内に栄養が行きわたることから美肌、美髪をはじめとした高いアンチエイジング効果で若々しい体を保つことができます。海外のセレブ達が「スーパーフード」として「ビーツ」を愛用する理由はここにあるのです。

 

ビーツの効果を逃がさない満足レシピ

 

旬を迎えるビーツですが生産地近くの小売店の他、百貨店の野菜売り場や高級スーパー、大手スーパーなどでも扱いが年々増えています。缶詰のビーツもありますが、新鮮なビーツが手に入ったら、栄養を残らず摂取するためにもスムージーやスープにすることがおすすめです。

 

ビーツのポタージュ(2人分)

・ビーツ1/2個・じゃがいも1個・たまねぎ1/2個・ブイヨン1個・牛乳1カップ

・塩こしょう 適量

 

①ビーツ、じゃがいも、たまねぎは火が通りやすいように薄くスライスする

②たまねぎを鍋に入れ、全体にかぶる程度の水を入れ、そこにじゃがいも、ビーツ、ブイヨンを加えて柔らかくなるまで20分ほど弱火で煮込む

③柔らかくなったらミキサーにかけて裏ごしをする

④鍋に戻して、お好みの濃度まで牛乳を加える(生クリームを加えると赤からピンク色のスープへと変化します)

 

いかがでしょうか?

ビーツは百貨店やネットショップなどで購入できますので、気になる方がぜひお試しください。

 

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