







TOP > beautyletter > 今が旬!桃レシピで美肌対策
お盆休みも暑い日が続いています。
お盆が始まる13日から17日までを七十二候では「寒蝉鳴 ひぐらしなく」と呼んでいます。
夏に鳴くセミにはいくつかの種類があり、鳴く順番が大体決まっています。
7月に入ってまず「にー」と聞こえてくるのはニイニイゼミの鳴き声です。
梅雨が明ける頃に「カナカナカナ」鳴きだすセミが七十二候に出てきたヒグラシです。
ジリジリジリと油で揚げるような音で鳴く油蝉(アブラゼミ)、ジーシャンシャンと聞こえるクマゼミ、東京や横浜に多いとされるミンミンゼミが鳴き、ツクツクボウシが鳴きだす頃に夏の終わりがやってくるのです。
ヒグラシは日の出前や夕暮れ時に鳴くので「日を暮れさせる」と「ヒグラシ」の名前がついたと言われています。
夏の夕方、薄暗くなって少し気温が下がった頃に「カナカナカナ」と静かに響き渡る鳴き声を聞くと、「そろそろ帰らなきゃ」という少し物悲しい気もちになりませんか?
実際には夏の早い時期のセミである 蜩(ヒグラシ)が秋の季語になっているのも、色彩豊かな秋の風景の様に、その鳴き声が様々な思い出や感情を人の心に呼び起こすからかもしれません。
そんな季節の変わり目を感じ始めるこのお盆の時期に旬のフルーツと言えば「桃」ですね。
この「桃」が美肌やアンチエイジングにとても効果的であることをご存知でしょうか?
ファミリーや仲間と集まるシーンで、美味しくきれいになれる「桃」を使ったレシピを楽しんでみませんか?
バラ科桃属に分類される「桃」は100種類の品種があると言われていますが、果肉の色で白肉系と黄肉系に大きく2分されます。日本国内で多く食べられているのは白肉系で、ここから更に白桃系と白鳳系に2分されます。日本での主流は果皮がピンクを帯びた色で果肉が白い白鳳系で、白桃系は果肉だけではなく果皮も白みが強いのが特徴です。
日本の桃には現在多くのブランドが存在していますが、その中でも最高ランクと言われる種類が伊達の桃「蜜姫」です。
伊達の桃と言えば東北地方の特産品で、桃の中でも最高峰の特秀というランクを誇っていますが、さらにその上のランクなのが「蜜姫」です。糖度13度を誇り、甘く香りも良く、希少な種類他のため贈与用としても喜ばれる種類でもあります。
以前は現地でしか販売しておりませんでしたが、現在ではネットでも販売が開始されているので、気になる方は試してみるのもおすすめです。
そんな桃の効果について注目してみましょう。
クマリン・ビタミンE・ケンフェロールなどの血液循環をサポートする成分が含まれていることから、血行が良くなり肌のくすみが改善され、肌の新陳代謝が高まりターンオーバーが促進され、アンチエイジングの効果が期待できます。
ナイアシンは皮膚や粘膜を健やかに保つ働きを持っているので、若々しい肌の維持に効果的です。
アントシアニン系色素(クリサンテミン)などのポリフェノール類は肌や内臓の老化に対して強力な予防効果を発揮すると言われています。
便秘にいいとされるバナナ以上の食物繊維が桃には含まれています。桃に含まれる食物繊維ペクチンは便秘の解消だけでなく、腸内環境そのものを改善してくれます。
カリウムの効果で体内の余分な塩分や水分が排出されることにプラスして、クマリンの効果により血行が改善されることから、全身のむくみの改善やセルライトの改善にも効果が期待できます。
土用の丑の日に夏バテ予防のために食べるうなぎには、ナイアシン、ビタミンEといった疲労回復にいいとされる栄養素が含まれていますが、実は桃にもうなぎと同程度のナイアシン、ビタミンEが含まれています。加えて桃のカロリーの方が低く、美容効果も高いので、ダイエット中や、手軽に食べたいのであれば桃がおすすめです。
桃の効果をさらに高める組み合わせとして
・美肌、乾燥肌予防には 桃 × マンゴー、さくらんぼ、みかん
・アンチエイジングには 桃 × レモン、アボガド、イチゴ
があげられます。
サングリアはワインとフルーツで作るスペインを代表する飲み物です。桃使う場合は白ワインで「サングリア・ブランカ」にするのがおすすめです。
【材料 (お好みで調整してください)】
・皮をむいて8等分のくし切りにした桃
・薄く輪切りにしたレモン
・ミントの葉
・炭酸水
・サイダー
・ガムシロップ
グラスに桃、レモン、ミントの葉を入れワインを注ぎます。ワインが苦手という方は炭酸水で割って下さい。サイダーで割るととても飲みやすくなり、ガムシロップを少量加えてもフルーツの甘みがさらに増します。
使用する桃は果肉が柔らかいものがおすすめで、完熟したものを使用するか、果肉が柔らかい種類の夢しずくや黄金桃などがおすすめです。
果物には珍しい体を温める働きを持つ桃を加えることで、体を冷やすかき氷も安心して食べることができます。
【材料(2人分)】
・桃2個
・マンゴー適量
・レモン汁小さじ2
・氷適量
・(白みつ用)砂糖75g 水100㏄
①鍋に白みつ用の砂糖と水を入れて火にかけ、沸騰したらごく弱火にして5分程度煮詰めて冷まします。
②桃は皮をむいて8等分のくし切りにし、色が変わらないように全体にレモン汁をふりかけます。
③トッピング用の桃を残し、ふりかけたレモン汁ごとの桃と白みつをハンドミキサーやフードプロセッサーでソース状にします。
④③の半量を入れた器にかき氷を削りいれます。
⑤桃と小さく切ったマンゴーをトッピングして残りのソースをかけます。
使用する桃は、シロップの甘さに負けない糖度の強い種類がおすすめです。糖度が高い桃は蜜姫や白鳳などを選ぶとしっかりと桃の味を味わっていただけます。
お盆休みをファミリーで過ごされた方もあれば、海外のリゾートビーチでゆっくりされた方、アクティブなスポーツを楽しまれた方もいらっしゃるでしょう。
お休みを満喫され、ボディの日焼けあとが気になる方には当サロンのイノセントバックトリートメントをおすすめします。角質層を整え、ターンオーバーを促進しながらメラニンを排泄しやすくし、光り輝く後姿を演出します。日焼けあとの他、ニキビあと、美肌にも効果が期待できるトリートメントをぜひご利用ください。