TOP > beautyletter > チョコレートは種類・食べるタイミングがポイント
2月も中旬に差し掛かり、立春の末候に差し掛かった今の時期を七十二候では「魚上氷」(うおこおりをはいずる)と言い、川や湖の氷が割れて、そこから暖かさを感じた魚が活発的なり、顔を出す時期だと言われています。
そんな春の訪れを教えてくれる代表的な魚が「ニシン」です。別名春告魚(はるつげうお)とも言い、北海道では春になると大群でニシンがやってくることからこの名前が付くようになりました。
また、ニシンは卵がカズノコなのは有名ですが、なぜ「ニシンコ」ではなく「カズノコ」と呼ぶのか不思議ですよね。
実は北海道や東北地方では「カド」とニシンを呼び、「カドノコ」が変化して今のカズノコになったと言われています。
もう間もなくニシンの旬がやってくるので、もしスーパーなどで見かけたら「春を告げる魚がやってきた」と注目してみると、季節の変化をより感じられるようになりますね。
また、今の時期と言えば明日2月14日の「バレンタインデー」で賑わっていますが、チョコレートには体にいい栄養や効果があります。
今回はそんなチョコレートの食べるタイミングや種類、栄養について紹介します。
チョコレートの原料となるカカオは4~9世紀のマヤ文明の頃から栽培が始まり、当時のマヤ族は紙幣としてもカカオを使っていました。
また、カカオがヨーロッパに伝わってからはチョコレート=飲み物として愛されていましたが、1800年頃から今の「食べる」チョコレートに進化をしました。
日本で本格的にチョコレートが製造されるようになったのは明治32年だと言われています。日本のチョコレートと聞くと歴史が浅いように思えますが、100年以上前から身近に食べられるようになり、最近では日本のチョコレート菓子は海外でも甘さ控えめで美味しいと高い評価を受けています。
チョコレートは食べるタイミングによっても得られる効果が変わってきます。最も良いとされているのが
のこの2つのタイミングだと言われています。
チョコレートが急激な血糖値の上昇を抑えてくれるので、食事前に摂取しておくことで、その後太りにくく、血管に負担を与えない体作りに役立ってくれます。
おやつの時間としても定番の午後3時は、体温が最も上昇して活動的になるタイミングなのでチョコレートのタンパク質が脂肪燃焼をサポートしてくれるのです。
特にダイエット中の方は食べるタイミングも意識して食べることでより体にいい効果を得られることが可能です。
チョコレートはお菓子と言うイメージが強いですが、意外にも体に嬉しい効果がたくさん詰まっているのをご存知でしょうか?
チョコレートに含まれるポリフェノールは食品の中でもトップクラスの量が含まれています。血管を広げて血流の流れを改善してくれるので、冷え性改善や高血圧の予防、動脈硬化の予防にも期待できます。
また、ポリフェノールは脳の活性化にも効果があると言われており、認知機能の低下を防ぐことも期待されています。
さらにストレスを和らげる働きがあり、疲れ気味の時に一口食べると心が落ち着くのはこのポリフェノールのおかげなのです。
カカオプロテインとは、カカオに含まれるたんぱく質で腸内の善玉菌を増やして便秘解消に役立ってくれます。
溶性食物繊維様の一種で、コレステロール値の改善に効果が期待できます。また、チョコレート=太るイメージがありますが、効果的に摂取をすればメタボの改善にも役立つと言われています。
マグネシウムやカルシウム、亜鉛などのミネラルがバランスよく含まれているので、骨や歯を形成するのを手助けしたり、代謝をアップして疲れにくい体にするなどの働きがあります。
また、肌のハリを与えるなど美容面からしても摂取したほうがいい栄養素だと言えます。
チョコレートと言っても、全てが体に良いとは限りません。
通常のチョコレートは食べやすくするために砂糖やバターがたっぷり含まれています。
つまり、チョコレートの原料となるカカオ自体は体にいい栄養素が多く含まれていますが、チョコレートにしたときに砂糖やバターがたくさん含まれている種類を選んでしまうと、太ってしまったり体に悪い影響を与えることがあるのです。
チョコレートを選ぶ際はカカオが65%以上のタイプか、砂糖不使用のタイプを選ぶと安心です。
最近ではカカオを粉砕しただけの添加物が加えられていない「カカオニブ」もスーパーフードとして注目を集めているので、カカオの栄養素をより効果的に摂取したい方はこういったタイプを選ぶこともおすすめします。
美味しく体にもいい効果が多いチョコレートを効果的に摂取して、健康面でも美しくありたいですよね。
当サロンでは季節や年齢ごとに起きる体調の変化などのご相談にも対応しております。
気になる症状がある方はぜひご利用ください。