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【冬の美容健康にシルクの天然効果がおすすめ】

各地で雪の積雪が観測し始める今の時期を七十二気候では鱖魚群(さけのうおむらがる)と言い、鮭が群を作り川を上っていく様を指しています。鱖魚は「ケツギョ」とも言い、本来は中国に生息している、スズキ目に分類される淡水魚で川を群れて泳ぎます。日本にはいない種のため、中国暦が日本へ伝わる際に同じく川を群れて泳ぐ鮭が充てられて、そう読まれるようになったそうです。

さて、本格的に雪が降り始めるこれからの時期は、コタツやストーブなどの暖房器具を出して寒さを迎える家庭も多いと思いますが、なかなか体が温まらず、冷えによる不調に悩んでいるという方も多いかと思います。また、寒くなると肌の乾燥や髪へのダメージも気になります。そのようなお悩みを持っている方におすすめしたいのが今回のテーマ「シルク」です。

 

シルクの基礎知識

 

シルクは高級素材として古くから卑弥呼やクレオパトラなどが愛用していたと言われ、蚕の繭から出来ている天然繊維です。

シルクと言えば世界遺産にも登録された群馬県の「富岡製糸場」が有名ですよね。

現在では観光施設になっていますが、富岡市内では生産業者が多く残っており、富岡シルクは現在も高級品として市場に出回っています。

しかし市場を見るとほとんどが外国産のシルクが使われるようになっているので、日本製のシルクを着用したい方は「日本の絹マーク」を目印に購入するようにしましょう。

 

シルクのメリット

 

シルクは天然繊維の中では最も細くそして長いので、滑らかな肌触りや真珠のような光沢が特徴です。

そんなシルクは身に付けることで美容・健康にも分かっています。

 

◎断熱効果

シルクは綿と比べると細やかな繊維なのでたくさんの気泡ができます。

この気泡に断熱効果があり、冬は暖かく、さらに夏は涼しく爽やかに過ごすことが可能です。

 

◎保湿・放湿に優れている

綿の約1.5倍もの吸湿性・放湿性があり、肌の保湿だけではなく汗をかいた時の吸水性、そして湿度を調節してくれるので、常に快適に着用することが可能です。

 

◎肌への刺激が少ない

人の肌に近い成分で構成されているシルクは、約20種のアミノ酸と細かなタンパク質繊維でできているため、肌への刺激が少なく、また摩擦も少ないのでこの時期多い静電気の軽減にも繋がります。

 

おすすめの身に付け方

 

シルクは一般的にドレスやスカーフなどフォーマルなアイテムとして使用されていますが、日常生活でどのように取り入れればいいのでしょうか。

 

◎パジャマとして

冬に最もおすすめなのは、やはりシルクのパジャマです。

寒い時期は寒いので汗を全くかかないように思えますが、暖房や温かい寝具によって寝汗をしっかりとかいています。

着た時の温かさを優先してボアフリースなど汗をあまり吸わない素材を使用していると湿度が溜まり、寝苦しさを感じて睡眠を妨害される可能性があります。

シルクのパジャマは着た時の暖かさから寝つきが良くなり、さらに湿度と温度を調整してくれるので、質の高い睡眠のサポートをしてくれます。

 

◎靴下や手袋として

末端冷え性の方におすすめなのが、靴下や手袋として使用です。

シルクの保温効果によって手足の冷えが改善されるだけでなく、この時期気になるかかのガサガサや手の乾燥などの改善にも効果的です。

最近では夜寝る用に保温できる靴下・手袋のシルク製品が販売されているので、そちらの利用もおすすめです。

 

◎インナーとして

肌への刺激が少なく、適度な温度、湿度を保ってくれるので肌に直接触れるインナーとしてもおすすめです。

特に乾燥などで衣服がこすれてかゆみを感じる方はシルクを使用することで改善が期待できます。

 

◎枕カバーとして

肌や髪に直接触れる枕カバーとしてもシルクはおすすめです。肌に優しく摩擦によるダメージが少ないため、枝毛や切れ毛の予防、さらには朝起きた時の寝ぐせも軽減してくれます。また、寝ている間に枕に顔を押し付けて出来てしまうシワの軽減にも期待できます。

 

シルクの美容法~繭玉ピーリング~

 

この時期肌は乾燥しやすく、保湿をしてもなかなか肌の潤わない、という方はもしかすると古い角質層が保湿の邪魔をしている可能性があります。

シルクは細い繊維で肌の汚れを絡め取ってくれる上に肌の構成成分が似ているので余計な角質を落としつつ、肌に必要な成分を残してくれます。そこでおすすめなのが、繭玉を使ったピーリング方法です。

 

①入浴・洗顔を済ます

②繭玉を1個、ぬるま湯で浸して柔らかくする

③繭玉を指にはめて、肌を軽くなでるようにマッサージする

④ぬるま湯で軽くすすぐ

⑤いつもの保湿ケアを行う

 

週に12回行えば余計な角質が取れ、肌に保湿成分が浸透しやすくなります。やり過ぎは逆に肌にダメージを与えてしまう可能性があるので、必ず優しくさらに頻度を守って行ってください。また、繭玉は洗って乾燥させれば23回ほど使用が可能です。

 

 

シルクには美容や健康面ではメリットが多くあるので、寒さや乾燥、睡眠の質、肌の乾燥を改善したいと考えている方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

また、当サロンでは寒さによる体調の変化などのご相談にも対応しております。気になる症状がある方はぜひご利用ください。

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