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連休明けの肌荒れ、憂うつ感に「マインドフルネス」

長い連休も終わり日常生活が戻ってきた方、逆に連休中は大忙しの毎日を過ごされて今日からゆっくりできるという方もいらっしゃることでしょう。

昨日、二十四節気では「立夏」を迎え、暦の上では連休の終わりが夏のスタートとなりました。

七十二候では現在の蛙始鳴に続いて11日からは立夏の次項「蚯蚓出 みみずいずる」に入ります。

気温が高くなり冬眠していたミミズが地上に出てくる頃です。3月の始め「啓蟄」の頃、冬眠していた穴から出てくる多くの虫たちに比べるとミミズの活動はマイペースに感じますが、そのゆっくりとした活動が栄養豊富な田畑を作り、豊かな土壌には欠かせない存在です。

気候が安定して農作業が本格化する時期ですが、「茶摘み」もその1つ。

『夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る、あれに見えるは茶摘みじゃないか、茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠』子どもの頃、茶摘みのメロディーに乗せて手遊びをした思い出はありませんか。

立春から数えて88日目、今年は5月2日が八十八夜に当たりました。八十八夜を挟む4月下旬から5月上旬にかけて収穫される芽吹いたばかりの茶葉「一番茶・新茶」には冬の間蓄えられた養分が豊富に含まれ、「新茶を飲むと長生きできる」、「1年間元気で過ごせる」と言われています。この時期だけの特別な一杯、新茶の香りに癒されてみませんか?

お茶の香りにも心が動かないあなた、連休明けは「何だかやる気が出ない」「仕事に行きたくない」「勉強したくない」など憂うつな気分になる方は少なくありません。

そんな時こそ、疲れた脳と心を癒す手法「マインドフルネス」に注目してみましょう。

連休明けブルーをセルフチェック

多くの人が感じている連休明けの憂うつ感。この憂うつ感は怠惰な気持ちやメンタルの弱さのせいでは決してありません。

交感神経をフルに働かせて過ごす毎日から連休に入ると、仕事を忘れて心身共にリラックスし、副交感神経が優位な状態になります。

長期の休みが終わり時間に追われる日常に戻ると、神経の優位も再び交感神経にシフトされます。

そのシフトチェンジによって交感神経と副交感神経のバランスが悪くなると、精神状態が不安定になるばかりか、肌荒れや頭痛、腹痛といった体調不良が生じてしまうこともあります。あなたの精神状態が不安定な状態になっていないか簡単にチェックしてみましょう。

□ 自分史上最高のゴールデンウィークで思い出が一杯できた
□ 連休もほとんど外出せず、ゴロゴロしたりテレビを見たりして過ごした
□ 朝起きるのがつらい
□ 体は疲れているが寝つきが悪い
□ わけもなくイライラしたり、怒りっぽくなっている
□ 細かいことや、人のミスが気になって仕方がない
□ 悲しくもないのになぜか涙がでてしまう
□ 吹き出物、毛穴の拡がり、肌乾燥など肌荒れが気になる
□ 頭痛、肩こり、腰痛がひどい
□ 下痢と便秘を交互に繰り返している
□ のどに何かが詰まったような不快感が消えない
□ お腹が張ってゲップやガスが多く出る

自分では普段と変わらないと思っていても、チェックリストに6個以上のチェックがついた場合は自律神経のバランスが悪くなっている状態「連休明けブルー」である可能性があります。

心を癒す「マインドフルネス」とその効果とは

「マインドフルネス」とは瞑想などによって雑念を取り払い、リラックスして「今、この瞬間」だけに意識を集中し、無理をせずあるがままを見つめることで心を休める手法です。

1970年代にアメリカの大学で開発されたこの「マインドフルネス」は、最新の脳科学においても「自律神経の回復」や「ストレスの軽減」などへの効果が実証されました。GoogleやFacebook、intelなどが社員研修に取り入れたことから世界的に注目され、日本でもテレビや雑誌で特集されるなど活用が拡がりをみせています。

私たちの頭の中は休むことなく膨大な情報を処理し続けています。頭の中は仕事のこと、家庭のこと、将来の不安、病気への恐怖、引き返すことのできない過去の出来事に至るまで、「思考」が止まることはありません。「マインドフルネス」はこうした雑念や不必要な思考が及ばないところに自分自身の意識を置くことで、漠然とした不安感を取り除き精神的に安定した自分を取り戻そうとするものです。「マインドフルネス」の効果として

✓心身が浄化されストレスが解消される
✓集中力が高まる
✓直観力、想像力が向上する
✓心が穏やかになり、良好な人間関係を築くことができる
✓睡眠の質が向上し、ぐっすりと安眠できる
✓肌が潤い、活き活きとした表情になる

という報告があります。「瞑想」を習慣にしている大企業のトップが多い理由はこうした効果にあるようです。マインドフルネスを採り入れた小中学校ではいじめや差別が少なくなったという結果もあります。交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、全身の緊張を取り除き心が安定するマインドフルネスは、連休明けブルーにも効果的に作用します。

マインドフルネスの方法

①骨盤を起こすイメージで安定させて背筋を伸ばし、リラックスします。立ち姿勢でも、座っていても大丈夫です。座っている場合、両手は両ひざの上に自然に置きます。

②ゆったりと自然に呼吸し、繰り返される呼吸に意識を集中します。心と体を落ち着かせて呼吸することだけに集中しましょう。

③呼吸以外に意識が向いたり、雑念が浮かんだりしたら、呼吸に意識を戻すようにします。

3~5分程から始めてみましょう。瞑想に慣れてくると雑念が少なくなって呼吸に集中できるようになり10分から15分の瞑想も可能です。
最初は自分の部屋など周りを気にしなくてもいい場所の方が呼吸に集中できますが、慣れてくると仕事の休憩時間や通勤途中の電車の中など、どんな場所でも呼吸に意識を集中して瞑想をすることができます。周りの雑音が気にならなくなる程呼吸に集中できれば、雑念を払いのけて、研ぎ澄まされたあるがままの自分の力を発揮できる状態になれるのです。

 

憂うつな気分を抱えながらも、忙しい日々をお過ごしのあなたに当サロンからのお勧めはインド伝承医学に基づく本格的な体内浄化法を、日本の風土に合わせてアレンジした「アーユルヴェーダ」です。その日の体質に合った薬草ブレンドオイルをふんだんに使ったハンドマッサージによるトリートメントで、心と身体のアーマ(毒素)を汗とともに排出しやすくします。施術後は何とも言えないけだるさと爽快感を味わって頂けます。連休明けブルーによる肩こりや腰痛、倦怠感のほかにも、不定愁訴、ストレス、疲労、冷え症にも効果が期待できます。気になる症状がある方はぜひご利用ください。

 

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