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肌のシミ・しわを加速させる夏の「砂糖依存症」にご注意

全国の小・中・高校でいよいよ夏休みが始まりました。

昨日723日を二十四節気では「大暑」とし、一年で最も暑い時期とされています。

昨日はそんな大暑らしい気候で国内最高気温を五年ぶりに更新し、埼玉県熊谷で41.1度となる猛暑となり、熱中症の注意が呼びかけられていますね。

七十二候では2327日ごろの時期を桐が実を付ける頃として桐始め結花(きりはじめてはなをむすぶ)と呼んでいます。

桐の木は4月から5月に花を咲かせた後、この暑さの中でレモンのような方錐型をした3cm程の硬い実を付けます。この実は冬を迎える頃に二つに割れて、中から小さく軽い無数の種が飛び出します。

この小さな種はまるで繊細なガラス細工で作られたような白い羽根状のもので覆われていて、冬の風に乗って桐の生命を繋ぐ旅に出る準備をしているかのようです。

「神聖な木」とされた桐は戦国の時代から権力者の家紋となってきました。「五七桐(ごしちのきり)」「五三桐(ごさんのきり)」の違いは、家紋に描かれた桐の花数の違いで、「五七桐」の方が格式が高いとされ、現在では日本政府の紋章としても使われています。夏休みの旅行でパスポートを手にすることがあったら、この「五七桐」の紋章がどこに使われているか、3枚の葉の先に咲く花の数が5-7-5になっているのか、ぜひ確認してみて下さいね。

そんな桐が実を付ける暑い時期は、冷たい飲み物やアイス、かき氷などを口にすることが多くなってしまいますが、それがお肌の老化にも直結する「砂糖依存症」への入り口になっていると言われています。気づかないうちに近づいてくる夏の「砂糖依存症」に注目してみましょう。

 

肌老化の原因となる「砂糖依存症」とは

 

仕事や家事の疲れがたまった時、気分が落ち込んでしまった時、気分転換や頑張った自分へのご褒美と称して「甘いもの」を食べる、女性ならよくあることだと思います。

砂糖などの「甘いもの」が体内に入ると、脳内に「ドーパミン」「セロトニン」など「幸せホルモン」と呼ばれる物質が分泌されます。

何か嬉しいことが起きると脳内で分泌されて快感となり、さらに意欲的になる「ドーパミン」、心が安定し、穏やかな気持ちになれる「セロトニン」のレベルが一気に上昇することで一時的な幸福感に満たされるのです。

甘いもので作られた幸福感は長くは続かないので、疲れやストレスを感じる度に甘いものを摂ることを繰り返していると、脳内で「甘いもの=幸福感」というシステムができてしまい幸福感を得るために甘いものを食べる「砂糖依存症」になる危険性が高まると言われています。砂糖を過剰に摂取すると

 

・シワ、たるみ、シミなど肌老化の早期進行、肌湿疹などの肌荒れ

・日常的な倦怠感と空腹感

・集中力の低下

・免疫力の低下から風邪をひきやすくなる

・不眠

・体重増加

 

などを引き起こすとされています。

 

夏の暑さが招く「砂糖依存症」をセルフチェック

 

まずは自分自身が砂糖依存症なのかどうかをチェックしてみましょう。

 

□ いつもは飲まない炭酸飲料や缶コーヒーも、夏はよく飲む

□ 暑い間は冷凍庫にアイスがたくさん入っていて、毎日食べている

□ お風呂上りにスポーツ飲料やエナジードリンクを必ず飲んでいる

□ 甘いシロップやアイスクリーム、餡がのったかき氷がやめられない

□ 冷たいアイスコーヒーを飲むときは必ずケーキを一緒に注文する

□ 最近シミやそばかす、しわが増えたが原因は夏の紫外線だと思う

□ 頭がボーっとして、集中力がないのは暑さのせいだと思う

□ 夜、ぐっすり眠れないのは夏だから仕方がない

 

意識的に甘いものを食べていなくても、夏の暑さから「砂糖の過剰摂取」状態になっていることがあり、気づかないうちに「砂糖依存症」に陥ることも少なくありません。

平均的な成人の場合、1日に摂取する砂糖などの糖類は1日の総カロリーの5%未満、砂糖にすると25g程度、14gの角砂糖6個程度に抑えるべきだとされています。500mlの炭酸飲料には角砂糖16個分、スポーツドリンク9個分、缶コーヒー4個~6個分、エナジードリンクにも4個分程の砂糖が含まれているので、暑い日にはついつい手が出る飲料にも注意が必要です。

セルフチェックで3個以上にチェックがついた場合は、砂糖の摂り過ぎになっていないか、間食や飲料も含めて夏の食生活をチェックして下さい。

 

どうしても甘いものが欲しくなったら

 

◎夏ののどの渇きには冷たいお茶、炭酸水を

夏の水分補給は欠かすことができません。炭酸飲料のそう快感が必要なら炭酸水に替えてみる、冷たく冷やしたお茶にすることで砂糖の過剰摂取がなくなります。

 

◎手の届くところに甘いものを置かない

冷たいアイスを大量にストックしたり、会社のデスクにキャンデーやチョコレートを常備したりするとつい手が出てしまいます。

 

◎デザートは旬のフルーツで

甘いものが欲しくなったら冷たく冷やしたスイカやブドウはいかがでしょうか?砂糖の摂取を抑えながら、旬の果物は甘みも強く、嬉しい栄養分が豊富です。

 

◎夏の暑い時期だからこそ、丁寧な食事を

疲れや疲労回復に効果的なビタミンB群や細胞レベルから体を整えるミネラルを含む豚肉や野菜などを中心にした食事にすると、脳が砂糖を欲しがる「砂糖依存症」を断ち切ることにつながるとされます。

甘いものを欲している時、体ではエネルギー源のブドウ糖が足りていないことが原因に挙げられますが、このエネルギー源の変換に必要な栄養素がビタミンB群ミネラルなどです。

ビタミンB群やミネラルを十分摂取することで、体へのエネルギー変換がスムーズになり、無性に「甘いものが食べたい!」という衝動を断ち切ることができるのです。

 

砂糖を全て制限する必要はありませんが、つい摂取しすぎていると思った方はぜひ参考にしてみてください。

 

強い日差し、冷房の効いた室内での乾燥など肌にとっては過酷な条件が続く夏。

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