TOP > beautyletter > 爪をセルフチェックして分かる必要な栄養素
春だというのに気温25度以上の夏日が続く地方がある一方で、一気に季節が逆戻りしたような肌寒さを感じる日もあり服装選びに困ってしまう時季ですね。
七十二候では、4月10日~14日の間を渡り鳥の雁(ガン、かり)が北の国へ帰っていく頃として「鴻雁北(こうがんかえる)」と呼んでいます。
雁と言えば渡り鳥ですが、渡り鳥は3種類に分けられるのをご存知ですか?ツバメのように春になると日本に戻ってきて、秋には南へ向けて飛び立つ「夏鳥」。
オオハクチョウのように秋が深まる頃日本に戻ってきて冬を越し、春になると北の国へ向かう「冬鳥」。
日本より北の地域に生息するシギのように、越冬のため南の地域への移動の途中で日本に立ち寄る「旅鳥」の3種類です。
現在では北海道や宮城県の一部でしか見られなくなってしまった冬鳥の雁ですが、ヒナ鳥を育てやすい環境を求めシベリアへ向けての長い旅が始まります。
私たちにとっての春は新しい環境でのスタートが多くなる季節です。
緊張から知らず知らずのうちにたまってしまうストレスや疲れ。そんな体の不調が実は爪に出てしまうことがあるのをご存知でしょうか?
爪は「健康のバロメーター」と呼ばれていて、健康な時とそうでない時では実は色や硬さ、形などが違っています。
爪は皮膚の一部で栄養が足りていなかったり、血行が悪いと体の一番末端部分のため、影響が出やすい部分なのです。しかし女性はネイルなどで自分の爪がどんな状態になっているのか分からない、という方も多いですよね。
改めてネイルをお休みしたときや、新しいデザインに変えるタイミングに自分の爪がどうなっているのかをチェックすることで、自分が今どんな体調不良を抱えているのかを知ることが可能です。
健康的な爪は血管が透けて見えるので、薄いピンク色をしていますが、以下のような状態になっている方は何かしら体の不調サインが出ている可能性があります。
爪が薄く、二枚爪になりやすい方、またはスプーン爪と呼ばれる反り返った爪になっている方は「貧血」のサインが出ている可能性があります。
爪に横のシワが入っている方は、「代謝」が落ちていたり大きな「ストレス」を感じている可能性があります。
爪の先を噛むのは「ストレス」や「精神的な不安」を感じているサイン。
また、噛むこと自体が爪を痛める原因となります。
ピンク色を通り越して赤黒くなっている方は「肝臓病」や「ホルモン異常」のサインが出ている可能性があります。
「肺」や「気管支」に異常が出ている可能性があります。
また、爪自体が水虫になっている、新陳代謝が落ちている可能性もあります。
不規則な生活により「栄養不足」の可能性があります。
また、ネイルのし過ぎにより爪が痛んでいる可能性も考えられます。
自分の爪で上記のような症状が出ていたら、一度生活を見直してみる必要があると言えます。
爪は健康状態をチェックできたら、どんな栄養素・食べ物・ケアが必要なのかをチェックしてみましょう。
貧血気味のサインが出ているので、鉄分、タンパク質、ビタミンCを摂取しましょう。今の時期であれば
・パセリ
・あさり
などを旬の食べ物に貧血を改善するのに有効な栄養素が豊富に含まれていますし、他にも
・レバー
・ひじき
・レーズン
・カツオ
等も意識して摂取するようにしましょう。
代謝が落ち、ストレスが溜まっていたり精神的不安がある場合はビタミンB群、カルシウム、マグネシウムを積極的に摂るようにしてください。
今の時期なら
・小松菜
・ジャガイモ
・ほうれん草
など、他にも
・牛乳
・乳製品
に多く含まれています。また、しっかりと休養を取ることも大切です。
なるべく高タンパク質低脂肪の食事を選ぶようにしましょう。また、ホルモン異常などのサインも出ている可能性があるので、
・豆乳
・納豆
など大豆製品を選ぶようにしましょう。
肺・気管支からのサインであれば、生姜がおすすめです。生姜には呼吸器系をデトックスし、綺麗にしてくれる働きがあります。
また、乾燥も天敵なのでマスクなどで保湿することも大切です。
この状態であれば、まずネイルをするのはしばらくお休みしましょう。
また、インスタント食品やコンビニでの食事は頻度を下げ、野菜や魚中心の食事に切り替えることが大切です。
爪は健康状態の他にも年齢や女性らしさも表しているので、爪先まで美しくいることでいつまでも若々しい印象にすることが可能です。
また、ストレスを感じやすいこの時季は爪だけでなく体全体のトータルケアに気を使うことも大切です。
当サロンでは体質に合わせたハーバルオイルトリートメントで、こりや浮腫みを緩和しながら体内の老廃物を排出しやすくし、体調や目的に合わせたメニューで女性特有の冷えや慢性疲労を改善しストレス解消が期待できます。
気になる症状がある方はぜひご利用ください。