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セルフケア

5月の菖蒲湯(しょうぶゆ)でなかなか取れない目元のクマを解消

ついに5月に入り、日によっては湿気や暑さを感じるようになりましたね。

ゴールデンウィークを満喫されている方も多いと思いますが、七十二候では55日~9日の時季を蛙が鳴き始める頃として、蛙始鳴(かわずはじめてなく)と呼んでいます。

田植えが始まる今の時期は田に水が引かれ、雨も多くなるので、繁殖期を迎えた蛙たちの行動も活発になりあちこちから蛙の鳴き声が聞こえてくる時期となりました。

またこの時期では5/5「こどもの日」で端午の節句として、鯉のぼりや兜の飾りなどを見かけるようになりましたが、スーパーなどでも菖蒲湯(しょうぶゆ)用の菖蒲が売られるようになってきましたね。

端午の節句の時期に咲く菖蒲(しょうぶ)は香りが強いため、中国では昔から邪気を払う薬草として使われてきました。

春から夏への季節の変わり目でもある端午の節句に菖蒲湯に入ったり、菖蒲酒を飲んだりして無病息災を願いました。菖蒲は「勝負」「尚武」に通じることから男児の出世を願う端午の節句と結びついたとされています。

そんな菖蒲湯ですが実は、腰痛緩和、冷え症、肩こり、リラックス効果など子供だけでなく大人にとってとてもうれしい効果がたくさんあるのです。

特に注目したいのが「目元のクマ」を解消してくれる効果です。

クマは種類により原因も異なりますが、菖蒲湯にはほとんどのクマの解消に役立ってくれるのをご存知でしょうか?

5月は急激な気温の上昇によって寝つきが悪くなったり、紫外線が増える時期なので目元のクマも出来やすいと言われています。

また、4月から新しい環境でお疲れの方は今の長期休暇の間に「疲れ顔」の象徴でもあるクマを改善して元気な顔で連休明けをスタートさせませんか?

3種類の目元のクマと原因

 

目元のクマは「疲れ」が原因と思われがちですが、実は種類によって原因が異なります。

大きく3種類に分けられますが、注目したいのは「クマ」の色です。

 

◎茶クマ【メラニンによる色素沈着などが原因】

目元の皮膚はとても薄くてデリケートなため、少しの刺激でも色素沈着を起こします。

顔にできるシミと同じもので紫外線から受けるダメージの他、乾燥によるかゆみ、化粧かぶれ、落とし切れなかったメイクなどが原因となることもあります。

眠い時に眼をこする癖、洗顔時に強くこする癖などに注意が必要です。

また、年齢を重ねると肌のターンオーバーが間に合わずに茶クマはできやすくなると言われています。これから紫外線が増加する季節には特に注意が必要です。

 

◎青クマ【目の周辺の血行不良が原因】

目の周辺にある多数の毛細血管の血流が滞り、薄い皮膚から毛細血管が透けて青いクマ状に見えてしまいます。

冷え、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、疲労、ストレス、パソコンやスマホの長時間の使用などでも目の周辺の血行が悪くなりできやすくなります。

仕事で1日中パソコンを使うという若い世代にも、青クマに悩んでいる人が増えていると言われています。

 

◎黒クマ【目元のたるみやくぼみによってできる影が原因】

黒クマは骨格の違いや生まれつき目の脂肪が少ないなどの理由で10代からできる人もいます。

黒クマ自体はシミではないので解消法はなく、メイクで隠すことも難しいとされています。また、肌老化による肌のたるみやハリの衰えが黒クマを悪化させます。

 

端午の節句の定番!菖蒲湯(しょうぶゆ)の効能

 

菖蒲湯の効能としては、腰痛緩和、冷え症、肩こり、リラックス効果など血行促進による効能があげられていますが、実は菖蒲には植物のみに含まれる抗酸化作用に強い成分ファイトケミカルの1つ「オイゲノール」が含まれています。

「オイゲノール」はスキンケアに作用して、肌の血流を改善し、肌のたるみやシワなどを改善するとされ、抗酸化作用からアンチエイジングに効果的です。

 

・血流を改善したい青クマ

・ターンオーバーを促したい茶クマ

・肌老化をくい止めたい黒クマ

 

菖蒲湯に含まれる「オイゲノール」はどのクマにも高い効果が期待できるのです。

 

効果的な菖蒲湯にするために

 

菖蒲湯に使う菖蒲は「アヤメ科の花菖蒲」ではなく「サトイモ科の葉菖蒲」です。

菖蒲の有効成分は、葉よりも根茎の部分に多く含まれています。葉の根本がピンク色になっている部分は、特に強く香る部分でもあるのでそのまま使用します。

お風呂の湯は43℃程度、高めにした方が菖蒲の香りがより強く抽出されます。高い温度でしっかり香りを出し、適温になったところで入浴しましょう。

 

◎菖蒲湯の作り方(葉菖蒲をそのまま使用する)

 

・菖蒲をきれいに洗い輪ゴムで束ねておく。(10本くらいからお好みで)

・湯沸しの場合:水を入れた状態で菖蒲の束を浮かべ湯を沸かす。

・給湯式の場合:浴槽がからの状態で菖蒲の束を入れて給湯する。

 

◎菖蒲を刻んで精油成分を取り入れる方法

 

①菖蒲をキレイに洗う。

②包丁などで菖蒲の葉を細かく刻む。

③刻んだ菖蒲の葉を、布の袋やガーゼ、だしパックなどに入れる。

④布の袋などで包んだ菖蒲の葉を洗面器に入れ、熱湯を注ぐ。

⑤10~15分ほどそのままにして菖蒲の精油成分を抽出する。

⑥お好みの温度の湯船に、抽出した洗面器のお湯と袋を加える

 

刻んだ菖蒲の葉から精油成分を抽出しているので香りが高く、より高いスキンケア効果が期待できます。

 

またお休みの期間、時間に余裕がある方はスペシャルなケアをすることも大切です。

当サロンでは、リュイ(緑玉石)とコクシ(黒水牛の角)を使った中国古来の美容整顔法、楊貴妃整肌ケアでクマや眼精疲労、くすみ、コリ、むくみまでをケアしていきます。スイナボディトリートメントで肩や背中の気の流れを調整。顔の深部のこりをほぐしながら、神経疲労による表情ジワをやわらげますので、気になる症状がある方はぜひご利用ください。

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