







TOP > beautyletter > 体の乾燥が進む10月は対策も念入りに
夏の暑さが残る9月が終わり、10月が訪れました。
10月初旬のこの時期は、七十二候で「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」と呼ばれ、春夏に活発に動いていた昆虫や爬虫類、両生類が冬に向けて冬眠や産卵の準備を始める時期です。
キリギリスなどの求愛の鳴き声を聞くことができます。
湿度が高かった夏から一転し、空気の乾燥が気になり始め、天気予報でも乾燥注意報が出されるようになっていきます。
乾燥した空気にさらされると、顔だけでなく皮脂腺が少ない腕や脚なども乾燥が進み、時にはかゆみを伴うこともあります。
また、角質層が厚いひじ・ひざ・かかと部分が乾燥することで、黒ずみや皮膚の厚み、ひび割れが生じることがあります。
秋に感じ始めた乾燥を放置すると、さらに気温が下がり乾燥が厳しくなる冬を乗り切ることができません。
早めに乾燥対策を始めて、秋を快適に過ごしましょう。
毎日ボディケアを行う場所といえば、お風呂です。お風呂の入り方一つで体全体の保湿に役立つので、4つのポイントを紹介します。
基本的にお湯には保湿効果はありません。お風呂から上がった直後はしっとりしている肌も、時間が経つと乾燥が進んでしまいます。
体全体が乾燥している際は、保湿オイルや保湿成分が入った入浴剤で肌に潤いを与えましょう。
体にかゆみがあると、ついゴシゴシと力を入れて洗ってしまいますが、これでは必要以上に皮脂を洗い流し、角質も取ってしまい保湿ができなくなります。
この時期は夏に使っていた「サッパリ」タイプから切り替え、保湿成分の高い石鹸やボディソープを使って擦らず丁寧に洗いましょう。
寒くなると熱いお風呂に入りたくなりますが、42度以上のお湯に長時間浸かると角質がふやけ、保湿成分がお湯に溶け出してしまい、乾燥が進んでしまいます。
乾燥しやすい今の時期からは、なるべく38度~40度のぬるま湯に浸かるようにしましょう。
入浴後は汗をかいているので皮脂が流れていきやすい上に、体が温まっているので水分も蒸発しやすい状態になっています。
お風呂から出たら10分以内に保湿クリームを体に塗り、顔にも化粧水・乳液を付けましょう。
体を拭く際もゴシゴシと力を入れずに、タオルで柔らかく水分をふき取ってください。
皆様の健やかで輝く毎日をお手伝いするエステティックサロンとして、皆様のお越しを心よりお待ちしております。