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セルフケア

「隠れ夏バテ」に要注意

8月もいよいよ最終週に入りました。

七十二候は828日から92日までが処暑の次項「天地始粛(てんちはじめてさむし)」となります。

厳しい暑さもようやく落ち着き、ほんの少しずつ秋の気配が拡がり始める頃を表しています。日中、太陽の元では夏の暑さがまだまだ続いていますが、朝早く起きて外に出た時、仕事帰りに夜道を歩いた時、どこかに隠れている「小さな秋」を探してみるのもこの季節ならでのお楽しみです。次の日曜日が9月の始まりとなりますが、91日は雑節のひとつである「二百十日」(にひゃくとおか)。

2月4日の立春から数えて210日目に当たるこの時期は台風に見舞われることが多い時期だとされています。稲穂の開花時期に当たるため、農家にとっては気の休まることのない時期となります。一方、96年前に発生した関東大震災にちなんで91日は「防災の日」でもあり、始業式の後、避難訓練をする学校も多いことでしょう。この機会に、保存用の水や食料の賞味期限を確認するなどご家庭でも非常用防災グッズの点検をしてみてはいかがですか?保存用の水の賞味期限は15年、12年と驚くほど長い物もありますが、2年、5年の物は忘れていると使いたい時に賞味期限が切れていたなどということになりがちです。「防災の日」を「点検の日」とすることをおすすめします。さて、季節が代わり始めるこの時期は夏の疲れが出やすい時期でもありますが、自分が夏バテを起こしていることに気が付かないというケースが増えています。気が付いた時には夏バテが進行し、仕事や家事に支障が出る程体調が悪くなっていることも!そうならない前に、「隠れ夏バテ」をセルフチェックしてみましょう。

 

気づかないうちに体調を崩す「隠れ夏バテ」


当てはまる項目をチェックしてみましょう。

 

□ 睡眠不足を感じている、いつも眠たい

□ 体は疲れているはずなのに、夜ぐっすり眠れない

□ 朝起きると、ぐっしょりと寝汗をかいている

□ 家族に「いびきがひどい」と言われる

□ 昼夜逆転の生活をしている

□ 仕事や勉強に集中できない

□ 運動不足である

□ 仕事や人間関係でストレスを抱えている

□ 朝食を抜くことが多い

□ 暑いのであっさりとした物ばかり食べてしまう

 

チェックが0

今のところ元気です!この調子をキープしましょう

 

チェックが24

少しずつ疲れをため込んでいる状態です!早目のケアが必要です

 

チェックが5個以上

自覚症状がなくても「隠れ夏バテ」は進行しています。

生活の見直しが必要です

 

「隠れ夏バテ」の原因とは?

 

「隠れ夏バテ」を引き起こす大きな原因は


①厳しい暑さ

②紫外線の強さ

③エアコンのよく効いた室内と外気温の差が引き起こす寒暖差

 

3つであると言われています。

 

「自律神経の乱れ」という言葉を耳にされたことがあるでしょう。
自律神経とは呼吸する、消化する、栄養や酸素を体中に運ぶなど、私たちの生命維持に必要な活動を調整するために休むことなく働き続けているとても重要な神経です。

自律神経は

 

・昼間、活動している時に働く「交感神経」
・夜間、リラックス時に働く「副交感神経」


2種類に分類され、この2種類の神経がバランスよく働くことで健康が維持されています。自律神経に負担がかかりこのバランスが崩れることが「自律神経の乱れ」です。

 

実は、夏バテを引き起こす3つの原因はいずれも自律神経に大きな負担をかける要因でもあります。「隠れ夏バテ」=「自律神経の乱れ」であるため、このまま厳しい残暑が続いて自律神経が回復せず「隠れ夏バテ」がさらに進行することがあれば、ある日突然体調を大きく崩してしまう危険性も高まるのです。

眠りの質を左右する「おやすみ前の一杯」とは?

 

自律神経を整えるためには

 

✓生活リズムを改善する

決まった時間に食事をすることは自律神経の調整に効果が高いとされています。

✓バランスのとれた食生活

体に無理のあるダイエット、暴飲暴食は体のリズムを崩す原因となります。

✓適度な運動

運動はストレスを発散し、睡眠の質を高めます。運動することで食欲が高まり、体がバランスのいい食事を欲するようになります。

✓睡眠の質の向上

質の高い睡眠は体の疲れを取り免疫力を高めるだけでなく、ストレス解消にもなります。

 

これらが必要です。

 

自立神経の回復に大きく役立つ「上質な睡眠」。
お休み前の1杯が睡眠の質に影響することをご存知でしょうか?

 

睡眠の質を高めるおすすめの飲み物

〇白湯

白湯により体が温まると血流がよくなってリラックス効果が期待できます。脳の興奮状態が鎮まると、自律神経が整えられる効果も向上します。胃にも負担がない白湯はお休み前の飲み物としては最適です。

〇ホットミルク

カルシウムは自律神経を整える効果があるとされています。ホットミルクを飲むことで、1日の疲れやストレスから解放されるため、気持ちよく眠りにつくことができます。

〇ラベンダーティー

ラベンダーに含まれる鎮静効果がストレスを緩和し、緊張感から硬くなった体をときほぐしてくれるため、ぐっすりと深い眠りにつくことができるとされています。

 

睡眠の質を低下させる避けるべき1

 

×カフェインが入った飲み物コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは脳を覚醒させるため、お休み前にはおすすめできません。エナジードリンクにもカフェインが含まれるため、睡眠の34時間ほど前から控えることがおすすめです。

 

×冷たい飲み物

眠る前に冷たい飲み物が体内に入るとリラックス効果のある副交感神経の働きを更に鈍くしてしまいます。体が冷えると血行が悪くなって睡眠の質が低下するので、お休み前には温かい飲み物もしくは常温で飲みましょう。

 

×甘い飲み物

糖分により血糖値が上がると体は活動モードになり深い睡眠が得られません。

 

×アルコール

アルコールが分解されて発生するアルトアルデヒドは覚醒度を高め、浅い眠りになってしまいます。アルコールは眠りにつく4時間ほど前に済ますこと必要です。

 

夏バテによって自律神経に乱れが生じると血行不良が起こります。肌にも十分な栄養分が行き届かなくなるためターンオーバーが乱れ乾燥肌や敏感肌が悪化、キメが乱れた透明感のない肌になってしまいます。「夏バテ」にお悩みのあなたには、プロのハンドマッサージによるフェイシャルケア『アンチストレス』がおすすめです。乱れがちなターンオーバーを整えて、気になる肌のくすみを除去。心地いいハンドテクニックが肩こりまでもやわらげて血行を促進、肌をリラックスさせてくれます。ストレスをやわらげ乾燥肌や肌くすみの改善にも効果が期待できます。美容や健康へのご要望など、サロンスタッフまでお気軽にご相談ください。

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