TOPbeautyletter > 肌乾燥や肌たるみの原因「顔セルライト」を防ぐ

セルフケア

肌乾燥や肌たるみの原因「顔セルライト」を防ぐ

2月も最終週、七十二候では2月28日〜3月4を「草木萠動 そうもくめばえいずる」と言います。
ほんのりと温かな柔らかい早春の日差しの中で、草木が芽吹き始める頃。「萌」の文字には「芽が出る。

物事が起こり始める」という意味があり春にぴったりの言葉です。春先に萌え出る草木のように、少し黄色を帯びた緑色は平安の時代から「萌黄(もえぎ)」と呼ばれていました。

「萌葱」と書かれることもありますが、「萌葱」は葱(ねぎ)が萌え出る色を指し、「萌黄」より濃い緑を表しています。

萌葱色と言えば黒色、柿色との三色縦縞、歌舞伎の舞台で幕開きと終幕に使われる「定式幕(じょうしきまく)」を思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。

この時季にぴったりの三色「菱餅」が今の形になったのも歌舞伎が開花した江戸時代です。地方によって異なることもありますが多くの菱餅は上から魔除けを意味する「赤」、清浄を意味する「白」、健康や長寿を意味する「緑」の三色となっています。また、中央の白を雪と見立て、「雪の下には新芽(緑)が芽吹き、雪が終われば桃の花(赤)が咲く」という春を待ちわびる気持ちを込めて「ひな祭り」に欠かすことのできない飾りものとしても定着しています。近づく春に向け美容にも気を付けたい時期ですが、気になるお肌の乾燥やたるみの原因になる「顔セルライト」という言葉をご存知でしょうか?

「顔セルライト」を簡単チェック

「セルライト」とは体に溜め込まれた脂肪に水分や老廃物が絡みついて肥大化したものだと一般的に言われています。

肥大化した脂肪は血管やリンパ管を圧迫して変形するため肌表面がボコボコとした状態になるのが特徴です。

セルライトというとお尻や太もものボコボコを思い浮かべる人が多いかと思いますが、もともと皮下脂肪なので顔にもできてしまうわけです。

そんな「顔セルライト」ができていないかを簡単にチェックしてみましょう。

□ 最近顔色が土色にくすんでいるような気がする
□ 肌がガサガサして、毛穴の開きが気になる
□ おでこに細かい横ジワがあらわれた
□ 太ってもいないのに、アゴや鼻だけが大きくふくらんだようだ
□ 顔に大きなニキビができる
□ 頭皮や顔にフケのようなものがある
□ 頭皮や顔から変なにおいがするようだ

2つ以上にチェックがつく場合は「顔セルライト」がその原因となっている可能性があります。

顔セルライトができる原因、放置すると様々な病気の原因にも

一般的に溜め込まれた脂肪に水分や老廃物が絡みつくことでセルライトができるということから、セルライトは肥満体系にのみできると思いがちですが、セルライトは運動不足や偏った食事の他、代謝不良、体の冷え・むくみ、老化、ストレスによってもできやすくなるとされ、肥満体系かどうかに関係なく誰にでもできると言われています。

顔にできるセルライトもお尻や二の腕のセルライトと全く同じで、血流が滞ることで血液中の老廃物や水分が溜め込まれた脂肪と合体し、顔セルライトが生じます。

セルライトをそのまま放置すると、脂肪はさらに肥大化して血管やリンパ管を圧迫するので益々老廃物の排出が難しくなるとされていて、肌荒れ、頭皮の乱れの他にも次第に全身の血行を悪くして、肩こりや腰痛など様々な病気の原因にもなりかねません。

効果が出やすい顔セルライト対策

セルライトが付きやすいのは「二の腕」「おなか」「太もも」「おしり」とされていますが、その一方、こうしたセルライトができやすいとされる部分に比べると顔セルライトは皮下脂肪が少ないので、セルライト対策の効果が出やすい部位だと言われています。

即効性はありませんが、毎日続けることで3か月後にはスッキリしたフェイスライン、潤った肌、額のシワの軽減など目に見える効果が少しずつ感じられるとされます。

①顔のむくみを放置しない


むくみは顔の余分な水分や老廃物がたまっている状態です。

むくみをそのままにしておくと、水分や老廃物、コラーゲンなどが脂肪細胞にくっついて顔セルライトの原因になる場合があります。

セルライトが毛細血管を圧迫して血流を悪くすることで顔に栄養がいき届かず、肌乾燥、小じわ、毛穴の開きなど肌トラブルにもつながります。

<むくみをとる顔エクササイズ>


1.口の中に空気を貯めて頬をいっぱいまで膨らませる
2.これ以上膨らまないところでそのまま5秒静止し、ゆっくり吐き出す
3.次は顔のパーツを全て顔の中央に寄せる(酸っぱい物を口にいれたときのように)
4.ギュッと寄せたまま5秒静止し、ゆっくり元に戻す
以上を3回から5回繰り返すことで表情筋が刺激されむくみをスッキリさせる効果があります。また、表情筋を動かすことで顔のたるみ防止、小顔づくりにも効果的です。

②温めて冷やす温冷療法


セルライトの予防・改善には血行をよくすることが効果的ですが、体は湯船につかることで温められますが、顔は湯船につかっても直接お湯に温められることはありません。

温冷療法では血行を改善のため、温水・冷水に顔を5秒程度ずつ交互に付けることで血管の収縮を促すものです。5秒ずつを5往復、週に2,3度行うことで効果が期待できるとされています。

③頭皮マッサージ


頭皮が凝り固まると顔の血流も悪くなります。血流が滞ることで余分な水分や老廃物が排出されにくくなるだけでなく栄養も行き届かず、むくみやたるみ、シワができやすくなります。

むくみやたるみができるとその部分にセルライトができやすい状態になるのです。シャンプーの際、お風呂上りに髪を乾かす時など意識して頭皮のマッサージをし、頭皮を柔らかい状態でキープすることが大切です。

④塩分を多く摂取する人はビタミンB、カプサイシンを


塩分や添加物の多い食事が体にむくみを起こし、セルライトの原因になると言われています。代謝を上げてセルライト除去に効果的とされる食物繊維やビタミンB、カプサイシンを多く含む食材を積極的に摂りいれることも大切です。


・トマト
・唐辛子
・ニンニク
・納豆
・生姜
・ゴマ
・豚肉
・クルミ
・生フルーツ

当サロンでは、ツボに沿ったフェイシャルトリートメントで気になるくすみやむくみを取り去る「経路マッサージ」など、トラブルや、お悩みに合わせてお選びいただき、その他のメニューに組み合わせてご利用いただける様々なオプションメニューをご用意しております。気になる症状がある方はスタッフにご相談のうえぜひご利用ください。

pagetop

ご予約・お問い合わせはじめての方 ご予約・お問い合わせ2回目以降の方 求人情報