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セルフケア

老け顔・たるみの原因「ストレートネック」を予防する

今週末からゴールデンウィークの長期連休に入るという方もいらっしゃるでしょう。

七十二候では、木曜日から連休の始まりにかけての5日間が「霜止出苗 しもやみてなえいずる」の時期に当たります。

寒暖を繰り返しながらも少しずつ気温が高くなり、北国でも朝晩の霜が降りなくなる今頃は、苗が活き活きと育つ季節です。

田には水が張られ、農家の皆さんは連休中、田植えの準備でとても忙しく過ごされるようです。

皆さんは連休をどのように過ごされますか?

長期の休みに海外旅行を計画されている方、ご実家へ帰省される方、本を買い込んで連休中は読書三昧という方もあるかもしれません。

今日4月23日から5月12日までの3週間は読書推進運動協議会が定めた「こどもの読書週間」です。

近頃の読書と言えば「紙の本と電子書籍はどちらがいいか」ということがよく話題にあがります。

スペイン、バレンシア大学などの研究によると「本の内容に関わらず、限られた時間内での読書の場合は、紙の本で読んだ方が記憶への残り方が優れている」とされ、紙の本を読む方がより集中力が高まるのではと報告されています。

子どもに本の内容をしっかり理解しながら読み進めて欲しい場合、一方隙間時間に集中してサクッと読みたいときなどもより集中できる紙の本が適しているということになります。

連休中、電子書籍なら旅行先でも何十冊もの本を読むことが可能ですし、書店に行かなくてもいつでも欲しい本を購入することができます。

時間に余裕がある連休中の読書は電子書籍いうように、読書媒体も、TPOによっての使い分けが当たり前になってくるのかもしれません。

さて読書好きの皆さんにも、日頃スマートフォンが手放せない方にもお気をつけ頂きたいのが「ストレートネック」です。

ストレートネックは体の不調を引き起こすだけでなく、口元やアゴのたるみを加速させて「老け顔」の原因になるのです。

 

美容にも大きく関わる「ストレートネック」

 

スマートフォンやタブレットが広く使われるようになった頃からよく耳にする「ストレートネック」という症状についてはご存知の方も多いでしょう。

スマートフォンを何気なく手にすると、スマートフォンは体の前側、顔の位置より下にあることがほとんどです。その位置で操作すると、画面を覗きこむために頭が肩口より前方に突き出てしまいます。

頭が突き出た状態が長時間続くと、頭の重さによって首周りの筋肉が凝り固まって頸椎(けいつい、頭を支える骨)を引っ張り、本来首にあるカーブが徐々に損なわれて首がまっすぐになってきます。これが「ストレートネック」です。

私たちの頭部は体重の10%程度の重さがあるとされます。

「ストレートネック」の状態になると、体重50㎏の女性なら5㎏もの重さが常に首や肩周りにダイレクトにのしかかることになり、血流が悪くなって肩こりや首こり、体の冷えなど様々な不調が全身に現われます。首や肩周りの血流が悪化すると顔の老廃物が滞るようになり、むくみが起きたり、脂肪がつきやすくなったりします。この脂肪が肥大化して下方へ落ち顔のたるみとなってしまうのです。

また血流によって届けられるはずの栄養が肌に届かないと、肌のツヤ、張りが失われ、シミやシワができ老け顔はさらに加速するのです。

「ストレートネック」の原因

ストレートネックはスマートフォンやタブレットだけが原因ではありません。

読書する時と同じように本を手にしてみてください。スマートフォンを操作する位置とそれほど変わらない位置に本があることに気づかれたでしょう。頭を突き出したような姿勢での長時間の読書もストレートネックの原因となります。

 

・悪い姿勢


テレビを見ている、読書をしている、趣味に没頭しているなど気が付くと背中が丸まった前傾姿勢で首がうつむきがちになる「猫背姿勢」になっていませんか?猫背姿勢は頸椎に負担をかけストレートネックを引き起こします。

・体に合わない枕


横になった時に首のすき間を埋めることができる高さ、肩口までをしっかり包み込むことができる大き目の枕が理想です。高さが合わない枕で寝ていると、頸椎に負担がかかり続けストレートネックにつながります。

・スポーツの影響


バレエや社交ダンスなど、首から肩周りにかけて真っ直ぐにキープすることを日々続けていると、姿勢が強制されて首のカーブが失われてしまうことがあります。

 

「ストレートネック」のよる肌のたるみを防ぐために

 

肌のたるみや老け顔の原因となるストレートネックを防ぐために、読書やスマートフォンの操作にはほんの少しの意識が必要です。

✓本やスマートフォンを持つ高さ


本やスマホを顔と同じ高さに近づけると、顔を突き出したり、猫背姿勢をとったりということを防ぐことができます。

✓読書をするときイスの座り方


耳・肩・腰骨が一直線上に並ぶことを意識して腰かけます。本は机に寝かさず立てるように顔から45cm~50cmほど離して置き、自然な姿勢で読めるように本の角度、イスの高さを調節して下さい。

✓ブレイクタイム


読書もパソコン・スマホの操作も定期的に休憩をはさみ、本やデバイスから離れることが大切です。同じ姿勢をとり続けると肩や首の筋肉の緊張状態が続いて血流が悪化します。

✓胸・首・背中のストレッチ


体が固まってきたと感じたら、座ったままでできる簡単ストレッチがおすすめです。


胸 -両手を背中に回して組み、胸をそらす。

首 -左手で頭の上から右耳辺りまで回し、頭を抱えるように左へ倒して首の右側をストレッチする。左手に続いて右手で首の左側をストレッチと左右交互に行う。 

背中-両手を上げたまま背もたれに寄りかかって、背中を反らす。

 

時間に余裕のできる時にこそおすすめしたいのがサロンでのプロによるケアです。当サロンからは「上がる顔」へ導く、納得のリフティングケア「リアルリフト」をご紹介します。たるみやゆるみの目立ち始めた肌をリフティングマシーンとハンドマッサージによって、プロが心地よく深部から鍛え直します。本来の肌が持つ「顔筋力」にアプローチして、お肌にハリや弾力を取り戻し、気になるシワやくすみを改善していきます。気になる症状がある方はぜひご利用ください。

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