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セルフケア

口臭が気になる、風邪がひきやすい?ドライマウスに要注意

11月も残すところ10日、今週末の勤労感謝の日は今年最後の祝日です。

七十二候は昨日1118日から21日まで金盞香(きんせんかさく)の時期となりました。この「きんせんか」は3月~6月に最盛期を迎えるキク科の黄色やオレンジの金盞花(別名ポットマリーゴールド)ではなく、6枚の花びらの真ん中に黄金の杯「金盞」のような副花冠をもつ水仙のことです。

上品で優しい香りと控えめでありながら凛とした佇まいは和の雰囲気にもしっくりと寄り添うことから、茶の席の花としても春を迎えるお正月の花としても人気ですが、見かけからは想像できない強い毒性を持っていることをご存知でしょうか。

毒性と言えば11月下旬から2月下旬、まさに今旬を迎える「天然ふぐ」が浮かんできます。皿の絵柄が透けて見える程の薄づくりがまるで芸術作品のような「てっさ(ふぐ刺し)」、出汁の旨味を心いくまで味わい尽くせる「てっちり」、サクッとした食感の後に口の中でトロッととろける白子の天ぷら、熱々の日本酒にじっくりと炙ったヒレを入れるヒレ酒は冬ならでは楽しみです。

ふぐの皮や骨のまわりには肌にハリをもたらしてシワを防ぐ「コラーゲン」がたっぷり含まれる他、肌を健康に保つ「ナイアシン」も豊富に含まれるなど美容効果が高く、肌乾燥が気になる季節に旬を迎えることからも女性にとっては心強い味方です。

欧米でも「ふぐ」は日本食として人気が高まっていますが、人気の高まりと同様に価格も高騰しているところが何とも悩ましいですね。

さて、肌が乾燥する季節は口の中も乾きやすくなり、暖房を使うことでさらにお口の乾燥が進むと言われています。

口の中の渇きは口臭の問題や、今の時期気になる風邪が引きやすくなるなどのデメリットがあると言われています。

さらに重症化すると味覚障害を引き起こすこともあるとされる口の渇き、寒い季節に起こりやすいドライマウスに注目してみましょう。

 

お口の乾燥を簡単チェック

 

お口やのどの渇きを表す「ドライマウス」とは「口腔乾燥症」と呼ばれる症状です。
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歳以降の女性に多く現われるとされていましたが、最近では3040代の女性にもドライマウスについての悩みを抱える人が多くなっています。あなたのお悩みが「ドライマウス」当てはまるかどうか、チェックしてみましょう。1つでも当てはまる項目があれば、ドライマウスの疑いがあるとされます。

 

□ 口の中がネバネバする

□ 口の中がヒリヒリ痛む

□ フランスパン、クッキーなど乾いた食べ物が食べにくく感じる

□ 味がよくわからない

□ しょう油やミカンがしみることがある

□ 唇の端がひび割れたり、できものができたりする

□ 肌が乾燥する。肌のシワが増えた。

□ 口臭が気になっている

□ 何となくしゃべりづらい

□ のどが渇いて夜目を覚ます

 

お口が乾燥する原因

 

「ドライマウス」は「口腔乾燥症」という症状で、いくつかの原因が考えられています。

 

✓加齢による唾液量の低下

✓女性ホルモンの分泌量の減少
自律神経バランスの乱れ

✓口呼吸

✓ストレス

✓生活習慣(食べ物をよく噛まない、早食い、喫煙など)

✓医薬品の副作用(降圧剤や抗炎症剤、鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、抗うつ剤など)

✓病気(糖尿病や腎臓疾患、高血圧など)

 

乾燥した室内に長時間いるとお口の乾燥が進みます。また、暑い時期に比べて飲み物を飲む量も少なくなることから、冬はお口の中が水分で潤う機会も減ってしまいます。

 

お口の中を潤すために

 

唾液の分泌量が増えるとお口が潤うと同時に、活性酸素が減少しアンチエイジングに効果があるという報告がされています。乾燥が進む寒い季節は意識して水分をとる、室内の湿度を保つといった工夫と同時に、唾液量を多くする工夫も重要です。

 

日常生活の中で

・こまめに水分をとる(常温の水、お茶など)

・アメやガム、トローチなどを口にふくむ

・乾燥の季節は加湿器などで室内の湿度を保つ

・暖房のきかせすぎに注意する

・定期的に歯磨きやうがいをする

・ストレス解消につとめる

 

食生活の中で

皆さんご存知のように梅干しなどの酸っぱい食べ物は唾液を増やしますがそれは一時的であるとされています。その一方、昆布などの旨味成分による唾液量の増加は持続性があることが分かっています。

 

・よく噛んで食べる

日常の食事でもよく噛むことを心がける

スルメ、ドライフルーツ、ガム(ノンシュガーのもの)などをおやつにする

・酸味の強い食べ物をとりいれる

レモンなどのかんきつ類、梅干しなど

・アルギン酸(唾液分泌を促す)が含まれる食材をとる

昆布やワカメ、ヒジキ、モズクなど

・ポリグルタミン酸(唾液分泌を促す)が含まれる食材をとる

 納豆など

 

唾液量を増やす舌の運動

① 口を大きく開き、舌を前後に出したり引っ込めたりする

② 舌を思いっきり前に出した状態で左右に動かす

③ 唇全体をなめるように舌先で円を描く。左回り、右回りと交互に行う

④ 前歯の裏側に舌先をあてて、舌打ちをするように音を出す

 

 

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