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セルフケア

ホルモンバランスを整えて美肌を作る!バラの香りの効果とは

6月も最終週、早いもので今年も半分が過ぎようとしています。

七十二候は27日から71日までが「 菖蒲華 あやめはなさく 」の時期となります。

厳密に言えば、アヤメ(菖蒲)の開花は5月上旬から中旬にかけてとなり、6月上旬から下旬にかけて、ちょうど今、見頃を迎えるのは、アヤメにとてもよく似ているハナショウブ(花菖蒲)です。

アヤメの開花が終わる頃から花菖蒲が咲くまでの間に開花するのがカキツバタ(杜若)。凛とした佇まいが美しいこの3種類の花はとてもよく似ていて区別がつきにくいことから、美しさのあまり優劣をつけがたいことを「いずれ菖蒲か杜若」というわけです。6月の終わりといえば賞与(ボーナス)が支給される時期ですね。今年の公務員への支給日は628日、一般企業では7月の初旬に支給される企業が多いようです。鎌倉時代以降、お盆と暮れに商人が奉公人に対して衣服を支給していた「仕着せ」が賞与の起源で、お盆は氷代、暮れは餅代などその呼び方も時代によって変化しています。一方、英語のbonus(ボーナス)はローマ神話に登場する成功と収穫の神「Bonus Eventus(ボヌス・エヴェントス)」に由来するラテン語「bonus(ボヌス)」が語源です。毎月の給料とは別に支給される一時金としての性格が強い日本の賞与とは違い、標準以上の成果を挙げた労働者への割り増し賃金です。欧米での億を超えるようなボーナスの支給がニュースになりますが、まさに成功と収穫の神様からの贈り物のようですね。賞与の使い道を尋ねたアンケートでは、60%以上の方が預貯金と答え、旅行や外食、電化製品の購入と続いています。女性の回答だけを見てみると、趣味、化粧品の購入、エステなど自分磨きに使うという回答が多くなっています。頑張っている自分へのご褒美としてバラの花束を購入してお部屋に飾る方もいらっしゃるかもしれません。ホルモンバランスを整え、美肌を作る「バラの香りの美容効果」に注目してみましょう。

 

ヴィーナスの聖花「バラ」

 

イタリアの画家ボッティチェリの有名な作品『ヴィーナスの誕生』。

ホタテの貝殻に乗っているのは、海の泡から誕生した愛と美の女神ヴィーナス(アプロディーテ)です。

その時に「自分も神々と同じように美しいものを創造することができる」と大地が生み出したのがバラの花とされ、この作品にもバラの花が描かれています。バラの花言葉は「愛」と「美」。クレオパトラ、「モダンローズの母」とも称されるナポレオンの妻ジョセフィーヌ。恋多き女性たちがバラの美しさに魅了され続けるのも、ヴィーナスの力なのかもしれません。その美しく華やかなバラの花をさらに惹き立てるのが優雅なバラの香りでしょう。このバラの香りには女性にとって素晴らしい効果・効能があることが科学的研究によって分かっています。

 

バラの香りの効果・効能

①女性ホルモンのバランスを整える効果

・シトロネロール、ゲラニオール

バラ特有の優雅な甘い香り「ダマスク・スウィート」を作り出す成分シトロネロールには抗菌、沈静、血圧降下などの作用が認められています。この鎮静作用が交感神経の緊張を緩ませて副交感神経が優位になると、リラックス効果が生まれ自律神経の乱れが整うのです。バラの香りは自律神経を司る視床下部に作用するだけでなく、ホルモンバランスをコントロールする下垂体にも直接作用すると言われます。同様にダマスク・スウィートの成分ゲラニオールには女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促進する効果があるとされます。生理周期を整える、肌荒れの改善、更年期障害の改善が期待できます。

 

②美肌効果

・ティーローズエレメント

中国系のバラ系統に含まれる「紅茶に似た上品で優雅な薔薇の香り」の元となる物質でジメトキシメチルベンゼンのことです。お花屋さんの前を通った時に感じる爽やかな香りの成分で、この香りをかぐことで皮膚のバリア機能の回復が促進され、皮膚が正常な状態に近づいていくとされています。

・ネロール、ゲラニオール

バラの特徴的な香りともいえる甘い香り「ダマスク・スウィート」を作る成分ネロールには肌の抗菌作用や肌弾力を回復する作用があります。肌の保湿力を高め、シミやそばかすの予防に効果が期待できます。

加えてゲラ二オールには日焼けした肌のほてりを抑える消炎作用の他、たるみ肌を引き締める効果があるとされています。

 

女性に有効なバラの香りの取り入れ方

 

①バラの生花を玄関、部屋に飾る

帰宅した時にフワッとかおる新鮮なバラの香りは1日の疲れをリフレッシュしてくれます。

バラの香りの効果はもちろんのこと、バラの花が視覚や触覚など五感も刺激して脳を活性化させる「フラワーセラピー」効果が精神をリラックスさせてストレスを解消し、忙しい毎日で忘れがちな豊かな感情が次第に戻ってくることを実感できるでしょう。

 

②アロマオイルでくつろぎの時間

生花でのフレッシュな香りはありませんが、アロマオイルは香りを楽しみたいときにいつでも手軽に取りいれることができる利点があります。

アロマポットやディフューザーを使ってお部屋全体に香りを拡げることで、バラの香りに包まれながら休むこともできます。浴槽に数滴オイルをたらすと体に取り込まれたゲラニオールが一定時間後に汗腺から汗と共に放出され、体から香るバラの香りを楽しみながら体臭や口臭を抑える効果も期待できます。

 

③ローズティーやバラジャムとして

古くは薬としても利用されてきたバラは腸の働きを整える作用があると言われています。

バラの花を乾燥させたローズティーはポットにお湯を注ぎ入れると湯気とともにバラの香りを十分に楽しめることに加え、整腸作用によりデトックス効果、血行促進などにもいいとされています。ダマスクローズのジャムを紅茶に加えるロシアンティーもおすすめです。

 

④ローズエキスで+アンチエイジング

バラの花びらから抽出するローズエキスには強力な抗酸化作用を持つローズポリフェノールが含まれています。

ティッシュやハンカチなどに数滴たらす、マッサージに使用しているボディオイルに数滴混ぜるなど、お好みの方法で香りを楽しみましょう。

 

バラは5月の下旬から6月に旬を迎え、さらに返り咲きする品種は夏もまだまだ楽しむことができます。

さまざまなバラ園ではバラ祭りが行われているので、バラを見に出かけるのもおすすめですし、お庭でバラを育てている方はジャムやアロマとして楽しんでみるのもいいですよね。

 

バラの香りで癒された後は、プロのハンドマッサージでお肌もリラックスさせてあげましょう。当サロンからはストレスやドライスキン、くすみの解消の効果が期待できる「アンチストレス」をご紹介します。心地良いハンドテクニックが乱れがちなターンオーバーを整えて、気になる肌のくすみを除去。肩こりまでもやわらげ血行を促進し、疲れたお肌をリラックスさせます。美容や健康へのご要望など、気になる症状については当サロンスタッフまでお気軽にご相談ください。

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