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シミやシワの原因!「TCH(歯列接触癖)」を意識する

6月も後半に入りました。今週末22日から26日を七十二候では乃東(なつかれくさ)が枯れていく頃を表す「乃東枯 なつかれくさかるる」に入ります。

乃東とは冬至の頃芽を出して、紫色の花を咲かせた後、夏至の頃に枯れていく夏枯草 (かこそう)のこと。

梅雨の湿り気で周りの植物が活き活きとしている中、この花だけが枯れて茶色になっていくのでこの時期を「乃東枯」と呼ぶようになったとされています。

七十二候が乃東枯に入る22日、二十四節気では夏至、北半球では1年のうちで昼の時間が最も長くなる日を迎えます。夜の時間が最も長くなる冬至と比べると5時間近くも昼が長くなるそうです。

日照時間の少ない北欧の国々でも夏至はとても大切な節目の日とされています。

フィンランドではクリスマスにつぐ重要な国民の祝日「夏至祭(ユハンヌス)」で、今年は前日21日金曜日から3連休です。古くから、悪霊や悪運を駆除し、好運と夏の終わりの豊作をもたらすと信じられてきた「たき火」を起こして夏至の日を祝います。たき火は大きければ大きいほど幸運をもたらすとされ、フィンランドを代表するキャラクター「ムーミン」のお話の中にも夏至の日のたき火が描かれています。フィンランドには夏至の夜、枕の下に7種類の花を置いて寝ると、夢の中で将来の伴侶に会うことができるという言い伝えがあります。

日本でも夏至の夜にはそんな素敵な夢が見られるでしょうか?日本では、 1年で最も長いはずの日照時間が梅雨のために冬よりも短くなってしまうことも少なくないようです。さて、雨が降らない日は段々と陽射しが厳しくなって日焼けによるシミが気になる季節です。でも気になるシミ・シワの原因は紫外線だけではありません。上下の歯が触れ合っていることがシミ・シワの原因になっているかもしれません。

気になる「TCH(歯列接触癖)」に注目です。

 

「TCH(歯列接触癖)」とは?

 

このコラムを読んで下さっているあなた、今あなたのお口の中で上下の歯はどのような位置にありますか?下の3つの中から選んでみてください。


①上の歯と下の歯が自然に触れ合っている
②上の歯と下の歯は隙間なくしっかりとくっついている
③上下の歯は離れていて、上の歯と下の歯の間にすき間ができている

 

実は、③であることが自然で正常とされる状態です。

通常、会話や食事以外で上下の歯が触れ合うことはなく離れていて、上下の歯列の間には1~3㎜(前歯部)の隙間ができています。

会話や食事をする際に触れ合う時間を含めても、上下の歯が触れ合うのは1日に20分程だとされています。

 

T C H tooth contacting habit) 歯列接触癖 」は、上下の歯を無意識のうちに持続的に接触させている状態です。

「歯ぎしり」や「食いしばり」によって上下の歯に大きな力が加わると肩こりや頭痛を引き起こす他、咬筋の発達により顔が大きくなる、シミやシワを増やす、たるみやフェイスラインが崩れるなど様々な症状の原因になることは雑誌などでも取り上げられていることからご存知の方もいらっしゃることでしょう。

しかし、食いしばりのように強い力でなく上下の歯が触れる程度の接触でも、筋肉は緊張状態になって疲労が生じ、「歯ぎしり」や「食いしばり」と同じような症状を引き起こす可能性があることが最近の研究から分かってきました。TCHが長時間、長期間に及ぶと顎関節症の発症や悪化を招いたり、TCHが「歯ぎしり」や「食いしばり」の原因になったりと更なる悪循環を招く恐れもあるのです。

 

TCHの原因とは? 

 

真っ直ぐ前を向いた状態から顔を天井へ向けてみて下さい。お口の中で上下の歯はどのような状態にありますか?首を反らせたことにより、お口の中の空間が拡がって、自然な状態では上下の歯が触れ合うことはないでしょう。

ではそのまま顔を正面に戻し、続けて顔を下に向けて下さい。上下の歯はどうなっているでしょうか?お口の中の空間が狭くなって上下の歯が軽く触れあってはいませんか?

 

お気づきのように、私たちはうつむいた状態にある時に上下の歯が接触しやすくなります。スマートフォンやパソコンの操作に集中している「うつむき姿勢」こそ、現代社会においてTCHが増加する原因と言われています。その他に、ストレスや緊張状態が長く続くと上下の歯の接触が増えるとも言われています。デスクワークで就業時間中はパソコンの前から離れられない、スマホやタブレットを手放せない、テレビが大好きという方にもTCHが起きやすいと言われています。最近、お手入れをしてもシミやシワが気になる、お顔のたるみが進んだみたいとお悩みの方はもしかすると気づかないうちにTCHが進んで、その結果お顔やお肌に症状が現われているのかもしれません。

 

TCHの改善には「リマインダー」

 

TCHの改善には「リマインダー」という方法が効果的とされています。

 

・テレビの近く、パソコンの周り、部屋の壁などにシールや写真、「力を抜こう」などと書いた紙(リマインダー)を張り付けておく(シールや写真、文字は何でもOK

 

・シールや写真が目に入った時に、上下の歯がくっついていないかを意識する

 

・もし上下の歯がくっついていたら、唇を閉じたまま上下の歯を離し、顔の筋肉から力が抜けるのを感じる

 

上下の歯の接触を意識し続けることは難しいのですが、リマインダーが目に入った時だけでも接触を意識することを続けていると、徐々に上下の歯が触れ合った瞬間に気づくようになりTCHの改善につながります。

 

 

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