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セルフケア

「ぽっちゃり菌」を「やせ菌」に。やせ体質と美肌の鍵は「腸内細菌」

「建国記念の日」、2月最初の祝日をいかがお過ごしでしょうか?
七十二候は214日から218日までの期間「魚上氷 うおこおりをはいずる」となります。

凍っていた川や湖が春先の陽射し照らされ、割れ始めた氷のすき間から魚が水の外へ飛び跳ねる頃とされています。

厳しい冬の冷たさがゆるみ始めた川の中で、魚がゆったりと泳ぐ季節が近づいています。さて魚上氷が始まる214日はValentine's Day。

バレンタインデーに合わせて実施された様々な調査報告を見るとおよそ8割の女性が「バレンタインデーにチョコレートをプレゼントする予定がある」ということです。

プレゼント先第1位は「配偶者・恋人」。「配偶者以外の家族」、「職場関係者」、「自分自身」、「友人」と続きます。

「思いを寄せる人」にチョコレートを贈る人は全体の2%程度。日本のバレンタインデーもヨーロッパやアメリカの様に、男女問わず恋人やお世話になった人に贈り物をする日に変化しつつあるようです。この時期、催事などに出店する海外有名ショコラトリーの高級チョコレートが話題になりますが、昨年10月「世界一高価なチョコレート」としてギネスが認定したチョコレートは100g(板チョコ2枚分)あたり約67000円。インドの会社が受注生産で限定販売するこのチョコレートについて製造元責任者は「別次元のチョコレート体験を提供できる」と話しています。

頑張った自分への「ご褒美チョコ」にするには値段が気になりますが、異次元のチョコレート体験は興味深いところですね。さて、チョコレートが美味しい季節は、体重・体型のキープが気になる季節でもあります。同じ物を食べても「痩せている人」と「太りやすい人」がいるのは「腸内細菌」の違いだということが分かっています。やせ体質への近道「やせ菌」を増やす食品についてご紹介しましょう。

 

「ぽっちゃり菌」or「やせ菌」

 

現在の腸内細菌について、「ぽっちゃり菌」「やせ菌」のどちらに偏っているか簡単にチェックしてみましょう。

 

a□果物や野菜をあまり食べない

a□揚げ物をよく食べている

a□チョコレートやスナックなど、お菓子をよく食べる

a□ダイエットを繰り返したり、糖質制限をしたりしている

a□周りの人より太りやすい体質だと思う

a□仕事や人間関係にストレスを感じている

a□定期的な運動をしていない

a□下痢や便秘を繰り返すなど胃腸が弱い

b□洋食より和食をよく食べる

b□購入した惣菜ではなく食事は手づくりが多い

b□野菜や果物を毎日食べている

b□1日に1回はお味噌汁を飲む

b□たくさん食べても太りにくいと思う

b□家族や親族に太っている人が少ない

b□定期的に運動をしている、もしくは体を動かすことが多い

b□胃腸の調子がいい

 

a□に4つ以上のチェックがついた場合は「ぽっちゃり菌」が多くなっている可能性があります。
b
□のチェックがa□より多い場合、現時点では「やせ菌」が多いと考えられます。

 

「ぽっちゃり菌」「やせ菌」とは?

 

腸内にはおよそ200種類100兆個、2㎏の重さにもなる「腸内細菌」がいるとされています。

腸内細菌は12割の「善玉菌」、1割の「悪玉菌」、7割の「日和見菌」と大きく3つに分類することができます。「ぽっちゃり菌」「やせ菌」は7割をしめる「日和見菌」に分類されるため、「ぽっちゃり菌」「やせ菌」の割合によって、腸内の環境が大きく左右されるのです。「ぽっちゃり菌」「やせ菌」は日々の食事内容によって増えたり、減ったりを繰り返します。

 

「ぽっちゃり菌」脂肪分の多い食事、スイーツ、スナック菓子などで増加する

<「ぽっちゃり菌」が多くなると>
・食物から多くのエネルギーを吸収するため太りやすい

・便秘や下痢を繰り返すなど、胃腸障害や体調不良を起こしやすい

・イライラする、不安になるなどメンタル不調を起こしやすい

 

「やせ菌」水溶性食物繊維の多い野菜、きのこ、海藻類などで増加する

<「やせ菌」が多くなると>

・脂肪の吸収を抑制する

・代謝の促進を交感神経に働きかけ、やせ体質になる

・美肌になる

・花粉症などのアレルギー症状を抑える

・生活習慣病を予防する

 

痩せやすい体に加えて美肌やメンタルの快調・不調まで、その鍵を握っているのは「腸内細菌」なのです。

 

「やせ菌」を増やすためには

 

「やせ菌」を増やすためには3タイプの食品をバランスよく摂ることが必要です。

 

①食物繊維を多く含む食材

・水溶性食物繊維 (善玉菌のえさ、脂肪を燃やす「短鎖脂肪酸」のもと)

大麦、オート麦、ゴボウなど根菜類、オクラ、モロヘイヤ、昆布、わかめ、ひじき、アボカド、キウイなど

・不溶性食物繊維(かさを増やして排便を促し、腸疾患を予防)

 キノコ、豆、野菜、果実、海藻

 

②発酵食品

・悪玉菌の繁殖を抑えて善玉菌の働きを活性化する

白ワイン、ヨーグルト 豆板醤、みそ、削り節、しょうゆ、みりん、酢、納豆、ぬか漬け、キムチなど

 

③レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)

・不溶性の糖質なので腸の奥にいるビフィズス菌などにも行き届く

米、大麦、インゲン豆、イモ類、コーンフレークやグラノーラなどのシリアル

 

以上の食品を積極的にとることに加えて

 

④食品添加物を控える・油の摂り過ぎに注意

食品添加物は腸内細菌を減らしてしまう可能性があります。また「ぽっちゃり菌」は油が好物なのでスナック菓子の他、揚げ物、炒め物もなるべく控え、食材は蒸す・茹でるなどの調理法で料理することを心がけましょう。

 

⑤質の高い睡眠、リラックスタイム

リラックス状態にある時に腸の動きが活発になるとされます。6時間以上の睡眠時間を確保すると同時に、短時間でもストレスフリーになれるリラックスタイムが必要です。

 

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