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今年も残すところ2か月となり今週金曜日は「立冬」、暦の上ではいよいよ冬の始まりです。
七十二候は立冬を迎える11月8日から12日までが「山茶始開(つばきはじめてひらく)」、山茶花(さざんか)が咲き始める頃となりました。
花びらを一枚ずつ散らす山茶花は色が無くなるこの時期の庭を明かりのように優しく照らす、心温まる赤色です。
肌寒さが増すこの時期はお鍋が美味しくなる季節でもありますね。明後日7日は「鍋の日」、ご家庭でも仲間との集まりでも鍋を囲む機会が多くなりますが、皆さんはどんな鍋がお好きですか?
旬を迎えるカニの王様「タラバガニ」を使った「カニ鍋」や「カニしゃぶ」など豪華な鍋はいかがでしょう。
タラバガニは甘みが強くなる4月~5月、脱皮後完全に殻が硬くなって身入りがいい11月~2月の2度旬を迎えるとされます。
この時期は最高のタラバガニがとれる一方で若ガニも多く品質に差が出やすいため、旬と言っても良いタラバガニはとても高価です。
タラバガニの生息域が鱈場(たらば)と呼ばれるタラの漁場と重なることからこの名がついたとされていますが、実はタラバガニは「ヤドカリ」の仲間に分類されます。
ズワイガニや毛ガニといった「カニ類」に5対10本の足があるのに対して、タラバガニはヤドカリと同じように1対2本の小さな足が甲羅の中に隠れているため正面から見えるのは4対8本の足。
また横歩きをするカニに対してタラバガニは縦に移動することも確認されています。プリプリとした食べごたえのある肉厚の足身、こくのある甘みは糖質やカルシウムがカニ類より豊富に含まれる「タラバガニ」ならではです。鮮やかに茹で上がった真っ赤なタラバガニ、山茶花の赤と同様に寒い季節の心躍る「赤」ですね!
さて、鍋が恋しくなる頃から気になり始める体の冷え。冷えによる不快な症状を解消する入浴法をご紹介しましょう。
自分でも気づかないうちに、体が冷えてしまっていることがあります。当てはまる項目にチェックを入れて、「冷えた体」をチェックしてみましょう。
□ 最近ひどい肩こりが気になっている
□ 夕方になると目の疲れや頭痛がひどくなることがある
□ ひどい便秘に悩まされている
□ 便秘や下痢を繰り返す
□ よく眠れない。しっかり眠ったはずなのに疲れが取れない
□ よく風邪をひいてしまう
□ シミやシワ、乾燥、くすみなどの肌トラブルが気になる
□ 夕方になると指輪がきつい、足のむくみがひどい
□ ダイエットを続けているのに効果が現われない
□ 生理痛がひどくなった気がする
チェックが0個 ポカポカ温かい体で冬の寒さも乗りきりましょう
チェックが1~3個 靴下や上着など体を冷やさない衣服調整を
チェックが4~5個 体を内側から温める食べ物にも注目して下さい
チェックが6個以上 あなたの不調は冷えが原因かもしれません。すぐに体を温める対策を
体が硬い、だるい、やる気が起きない、食欲がない、肌乾燥がひどい、疲れがとれない、自販機で購入した温かいコーヒーのボトルが心地良くて手離せない・・・・
上記のような冷えとは関係がないと思われる症状も「体の冷え」から生じていることがあります。
「冷え」と気づかないまま放置しておくと、チェックリストにあげたような辛い体調不良となることがあるため、早い段階で冷えをケアすることが大切です。
朝、目覚めてすぐにベッドの中で脇の下に手を入れて下さい。
その手でお腹を触ってみましょう。
脇の下よりもお腹が冷たく感じた場合は体が冷えている可能性が高くなります。
「冷え」を改善するためには、血管を広げて全身の血行をよくする入浴が効果的です。
しかし、冷えているからと言って熱いお湯にただ浸かればいいというわけではありません。悩みによっては間違った入浴方法をすることで症状を悪化させることがありますので、症状別によって入浴方法を変えていきましょう。
38℃から40℃のぬるめのお湯に15分から20分程度ゆっくりとつかる
・緊張をほぐし神経を休める。
・自分では意識できない体が感じている「疲れ」を入浴によって体の表面へ出す
・ネロリ、ローズ、カモミールローマン、ラベンダーなどの香りを使った入浴剤
42℃程度の熱めのお湯に短時間入る。痛みを感じる部分に熱めのシャワーを当てる
・血行をよくすることで疲労物質を一気に流し、取り除く
・熱めのシャワーでマッサージ効果を高める
・ユーカリ、ローズマリー、カモミールローマンなどの香りを使った入浴剤
ややぬるめと感じる(40℃前後)お湯に、全身を深くしずめて入浴時間を長くする
・湯船に全身を深くしずめることでむくんだ体に圧力をかける
(妊娠中は避けましょう)
・ゼラニウム、サイプレス、シダーウッド・アトラスなどの香りを使った入浴剤
ややぬるめと感じる(40℃前後)お湯につかる。長時間の入浴を避ける
・高温のお湯は肌が本来もつ保湿成分を流して、皮膚を乾燥させてしまう
・顔や体を洗う時も洗浄力の強い石鹸でゴシゴシこする、高温の湯で流すことを避ける
・体の皮膚は全身繋がっているので、入浴後は顔だけでなく全身の保湿をしっかりする
・ラベンダー、ローズマリー、イランイランなどの香りを使った入浴剤
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