TOP > beautyletter > あごのたるみが気になる方におすすめ!簡単セルフケア
お盆休みで帰省中という方もいらっしゃることでしょう。
8月13日から17日は、七十二候では「寒蝉鳴 ひぐらしなく」となります。
薄暗くなって少し気温が下がった夏の夕方、美しく響き渡る「カナカナカナ」という鳴き声に感傷的になってしまうなんてことはありませんか?
実はこの「カナカナカナ」は雄セミが雌セミに向けて歌う愛の言葉で、鳴いているのは全て雄のセミです。
心に染み入るソプラノボイスのヒグラシ(カナカナゼミ)、ジリジリと油が熱くなる音と表現されるアブラゼミ、セミの鳴き声と言えば「ミーンミーン」と多くの人が答える代表的な鳴き声のミンミンゼミ。
短い生涯に伴侶を得ようと必死に鳴いているかと思えば、耳に付くあの鳴き声も少し違って聴こえませんか?
セミの鳴き声は夏を代表する「音」の1つと言えますが、お盆期間の「音」と言えば「お鈴(リン)」の音もその1つにあげられるでしょう。
お鈴は仏具の中でも儀式などに用いられる音の出る道具「梵音具(ぼんのんぐ)」と呼ばれます。ご家庭では仏様に手を合わせる前に鳴らすことも多いかと思いますが、元々は経本を読む際に使用されました。
「レ」の音が鳴る様に作られたおリンが多く、「おリン」を鳴らして読経の音程やリズム合わせるとされています。
日本で「極楽浄土にも届く」と言われるおリンの澄んだ音はヒーリング効果があるとされ、海外では「singing bowl」と呼ばれてヨガの瞑想や音楽療法にも使われているようです。さて時間に余裕ができる休み期間こそ、自分磨きに当てられる方もいらっしゃるでしょう。今週は小顔効果や見た目年齢ダウン効果が高いと注目される「アゴの引き締め」についてご紹介します。
「眉頭から鼻の下」の長さより「鼻の下からアゴ先」が長くなると、フェイスラインがぼやけて「老け顔」になるという報告があります。
太ってしまって顔が下ぶくれ
加齢によるたるみで二重アゴ
など肥満や加齢の影響が出やすいのも顔の下半分。つまりはアゴ周辺のお悩みは顔のバランスを崩して見た目年齢を大きく左右すると言えるのです。
「体は痩せているのに、二重アゴが気になっている」という女性が少なくありません。顔の筋肉である表情筋は、女性の場合25歳を過ぎると衰えはじめると言われています。皮下脂肪を支える力が低下して支えきれなくなった脂肪がアゴ周りに蓄積されるとて次第にフェイスラインが崩れて二重アゴになっていきます。
体重増加で皮下脂肪が増えるとリンパの流れが悪くなります。老廃物が流れにくくなりコリやむくみが生じてアゴのたるみにつながり、二重アゴの原因となるのです。一度たるんでしまうと元に戻すことが難しい箇所なので注意が必要です。
肥満や加齢によるたるみ以外にも「二重アゴ」の原因になることがいくつか挙げられています。
長時間のデスクワークで同じ姿勢が続くとリンパの流れが悪くなります。特に猫背姿勢や頬杖をつくなど前のめりの姿勢で長時間過ごすとアゴや首の周りに老廃物が滞りやすくなり、二重アゴの原因となります。
スマホの画面を覗きこんでみて下さい。首を前に突き出すように下を向くために首の後側が引っ張られ、逆にアゴ周りの肌は垂れ下がっているのが分かるでしょう。この状態が毎日何時間も続いているとアゴ周りの垂れ下がった肌はそのまま二重アゴとなってしまいます。同時に引っ張られ続ける首回りの筋肉は血行が悪くなり、コリやむくみの症状が出始めます。
口をぽかんと開いた状態で無意識に過ごしていると、顔の筋肉がほとんど使われず目元や口角が下がり、頬はゆるみ、アゴが二重になりと顔全体たるみがドンドン進行します。また 口呼吸をすると猫背になりやすいとも言われています。
忙しい毎日の中で食事を短時間で取る人は食事の際の咀嚼が不十分だと言われています。また、柔らかい食べ物を好んで食べている場合もアゴ周りの筋肉を使うことがなくなり、弱くなった筋肉が頬の脂肪を支えられなくなってアゴ周りに脂肪が流れ落ち、二重アゴの原因となってしまうのです。
アゴの引き締めに即効性があるとされる「耳たぶ回し」は、リンパを刺激することから顔のリフトアップやほうれい線、毛穴、顔のゆがみの改善にも効果が期待できると言われています。呼吸や食事内容を意識すると共に1日に数回繰り返してみましょう。
①両手で左右の耳たぶの付け根を軽くつまみ、後ろに向かって4回クルクル回す
②両手を両頬に当ててフェイスラインに向けて軽く4回撫でる
③①と同様に耳たぶを4回軽く回す
④顔を動かさずに下あごを左右に4往復動かす
⑤下あごを前へ4回突き出す
⑥大きく口を開けてから元に戻す
⑦腕を横に上げ肘を90度に折って浮かせそのまま肩を後ろ回しに30回程度回す
スッキリと整ったあごのラインを目指すあなたに、当サロンからはハンドマッサージとカッサを組み合わせた「楊貴妃整肌ケア」をご紹介します。「楊貴妃整肌ケア」はリュイ(緑玉石)とコクシ(黒水牛の角)を使った中国古来の美容整顔法です。「気・血・津液」のバランスや循環を整え自己回復力を高めるという東洋医学の理論に基づいたオールハンドトリートメント「スイナボディトリートメント」で肩や背中の気の流れを調整した後、顔深部の「こり」をほぐして顔のむくみを改善し、神経疲労による表情ジワをやわらげます。
くすみ、くま、こり、眼精疲労の改善にも効果が期待できます。美容や健康のご要望など、サロンスタッフまでお気軽にご相談ください。