







TOP > beautyletter > 低気圧での体調不良を乗り切る方法
8月も中旬に差し掛かりましたが、暦の上ではすでに「立秋」を迎え、秋の訪れを感じる時期となりました。七十二候ではこの時期を「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」と呼び、少しずつ秋の気配を感じることができます。しかし、まだまだ暑い日が続き、夏の風物詩である台風もこれから多く日本列島を訪れるでしょう。また、最近では「ゲリラ豪雨」と呼ばれる突然の大雨が、この時期にピークを迎えると言われています。
天候の急激な変化で注意が必要なのは、低気圧による体調の変化です。低気圧になると空気中の酸素量が低下し、様々な体調不良に悩む方が増えます。主な症状としては、頭痛、めまい、食欲不振、眠気、だるさなどがあります。
また、「なんとなくやる気が起きない」といった、うつ病に似た症状が出る方もいるほどです。こうした低気圧の悪影響を避けるためには、体のケアをしっかりと行うことが重要です。
今回は、低気圧によって体調が変化しやすい方のための対策をご紹介します。
体に酸素を取り入れることで体調が改善されることがあります。
正しい深呼吸の方法としては、ゆっくりと息を吸い込み、最後までしっかりと息を吐き出すことが大切です。
息を最後まで吐き出さずに呼吸を始めると、効果が薄れてしまうので注意してください。
酸素が不足した状態が続くと、自律神経が乱れ、体調不良を引き起こす可能性があります。
これを改善するには、自律神経系が通っている首から腰の背骨付近を温めることで血行が良くなり、症状が改善されます。背中は自分では温めにくい部分ですので、入浴時に体全体が温まった後、シャワーを使って首から背中部分にお湯を当てると、簡単に温められ、血行の改善が期待できます。
ストレッチで固まった筋肉をほぐすことで血流が改善され、症状の改善が期待できます。仕事中にも簡単にできるストレッチ方法として「背伸び」があります。腕を真っ直ぐ上に伸ばし、ぐーっと背伸びをするだけでも筋肉の緊張をほぐしてくれます。
また、ストレッチをする際に①の呼吸法を一緒に行うことで、さらに効果的になります。
低気圧による体の不調は、特にホルモンバランスの変化が多い女性に多いと言われています。少しでも体調がおかしいと感じたら、無理をしないことが大切です。
当サロンでは、だるさなどの体調不良を改善するお手伝いもしております。お気軽にご相談ください。