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11月は肌荒れの原因にもなる「ウィンターブルー」に要注意

ショッピングモールやテーマパークなどがクリスマスの飾り付けで一層華やかに輝くようになりました。

寒さも日ごとに厳しくなって、秋冬のトレンド「ロングブーツ」を履きだしたという方もいらっしゃることでしょう。

七十二候では1112日~16日ごろを「大地が凍り始める頃」として地始凍(ちはじめてこおる)と言います。

朝の冷え込みが増し、地面には霜が降り、場所によっては霜柱も見られるようになってきます。

この霜と霜柱、実は名前は似ていますが、違うものなのはご存知でしょうか?

「霜」は空気中の水分が地面や植物、公園の遊具、建物の手すりなど冷たくなった「物」に触れ、凍ってできる氷の結晶のことで、

地面を踏みしめた時にサクサクと鳴る「霜柱」は地中の水分が細かい柱状に凍って表面の土を押し上げたものです。

「霜」は空気中の水分、「霜柱」は地中の水分でできたもので、「霜が降りる」、「霜柱が立つ」といったように表現も違っているんですね。

そんな冬の気配を感じる季節になると毎年「なぜだか気分が落ち込んでしまう」、「体がだるくて、やる気が起きない」などと感じることはありませんか?

この季節に多くなる「ウィンターブルー」に注目してみましょう。

 

女性に多い「ウィンターブルー」の症状とは?

 

「ウィンターブルー」とは11月から12月にかけて症状が出やすい「季節性(冬季)うつ病」のことです。

病気とまではいかなくても、寒くなるこの季節には「気分が落ち込んでしまう」と言う人が多くなると言われています。男性に比べて3倍も女性に多くみられるとされる「ウィンターブルー」ですが、あなたにはこんな症状がありませんか?

□10時間以上寝た日でも、1日中眠くて仕方がない

□じっくり考えたり集中したりすることができず、家事も仕事もミスが多くなった

□あれほど打ち込んでいた趣味にもやる気が出ない、楽しめない

□不安に押しつぶされそうになる

□炭水化物や甘いデザートが無性に食べたくなり、つい食べ過ぎてしまう

□体重増加が気になっている

□身だしなみを整えたりメイクをしたりすることも億劫だ

□肌荒れや肌のくすみがとれない

□少し動いただけでもぐったりと疲れやすい

□誰にも会いたくない、外出したくない

 

当てはまる症状がある、家族や友人の気になる様子にぴったりだと言う場合、この季節に特有の「ウィンターブルー」の症状が現われているのかもしれません。

 

「ウィンターブルー」の原因とは?

 

11月~12月頃「やる気がでない」などの症状が出始める「ウィンターブルー」は、そのままにしておいても翌年の3月頃には気にならないほどに回復するとされています。

5月病」のように広く知られていないことや、何もしなくても春頃には症状が消えてこの時期以外は健康で過ごせることから、辛い症状があってもそのまま放置して症状が悪化するケースも少なくありません。

倦怠感や不安感、集中力の欠如などうつ病の症状とほぼ同じとされますが、不眠や食欲不振、体重減少といったうつ病の症状とは逆に、過眠や過食による体重増加という特有の症状が「ウィンターブルー」の特徴とされています。

 

「ウィンターブルー」の原因はまだ解明されていませんが、症状が冬の間だけであること、日本では太平洋側より日本海側に、世界では北欧などの緯度の高い地域に発症率が高いことから「日照時間が短く、太陽光を十分浴びていない」ことではないかと言われています。太陽光を浴びる時間が短いと神経伝達物質「セロトニン」の分泌が減少します。幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」は、心身の安定に大きく関わっている物質なので、分泌が減少すると不安感やイライラが増すだけでなく、ストレスが貯まって活性酸素を増やし肌老化の原因となります。

 

冬の寒さを乗り越えるエネルギーを蓄えるため、私たちの体は冬になると通常でも眠くなったり、甘いものを欲しがったりということが生理的に起こりますが、その症状が日常生活に支障をきたすほど強い場合は、「ウィンターブルー」を疑ってみる必要があります。

 

「ウィンターブルー」の予防に大切な3つのこと

 

◎太陽の光を浴びる

何よりも大切なことは「太陽の光」を浴びることです。

少し早起きしてカーテンを開ける、天気が良い日は窓際で読書を楽しむなど長時間太陽の光を浴びる必要はありませんが、日照時間が短くなる時期なので、全く日光を浴びないという日が無いようにしてください。

 

◎リズム運動をする

激しい運動は必要なく、ウォーキングやスクワット、縄跳び、サイクリング、階段の上り下りなど一定のリズムを作りながら体を動かすことでセロトニンの分泌は活性化されると言われています。

 

◎「トリプトファン」「ビタミンB6」「鉄分」を摂る

・トリプトファン(乳製品・豆類・穀物・肉・魚)

セロトニンの生成に必要な必須アミノ酸

 

・ビタミンB6(赤身魚、レバーや肉、豆類、バナナ、にんにく)

 

・鉄分(ハマグリ、キャベツ、さつまいも、小松菜)

トリプトファンからセロトニンを作りだすのに必要なビタミンB6、鉄分も同時に摂ることが大切です。

 

覚醒ホルモンのセロトニンと睡眠ホルモンのメラトニンのバランスを整えることで狂ってしまった体内時計が元に戻り、睡眠のリズムが正常になって心身共に安定します。セロトニンの分泌は午前中が望ましいので、トリプトファンなどは朝食でとる、太陽光を浴びるのは出勤途中、子どもを学校へ送る時、洗濯ものを干しながらなど午前中の早い時間がより効果的です。

 

 

家族や恋人とのスキンシップもセロトニンを増やすことに効果が高いと言われていますが、その他にも大好きなペットとの触れ合い、友人とのおしゃべり、そしてエステサロンでのマッサージもセロトニンの分泌を活性化するとされます。当サロンでも心身を疲れやストレスから解放する多彩なメニューをラインナップしています。モイスチュアボディスクラブは古くなった角質をプロのハンドマッサージで心地よく取り除くボディスクラブです。
トリートメント後は見違えるほどなめらかな美肌となり、同時に心身ともにリラックスできます。気になる症状がある方はぜひご利用ください。

 

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