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セルフケア

ふくらはぎエクササイズで「秋むくみ」を解消

10月に入り衣替えの季節ですね。

気温の高い日が続くこともあり、学生服の夏服から冬服への衣替えも移行期間を2か月設けたり、夏服と冬服の間に丁度いい間服を採用したりなどの対策をとる学校が多くなっているようです。秋が深まる103日~7日ごろを七十二候では「水始涸」(みずはじめてかるる)と言い、稲穂が実る時期、稲刈りに備えて畦(あぜ)の水口を切って田を乾かす様子を表しています。「水始涸」の水は「田んぼの水」のこと。

 稲刈りの1週間前から10日前には落水(水を抜く)されますが、落水のタイミング、収穫のタイミングが、米の美味しさにも大きく影響するので、農家の皆さんの腕の見せ所となるようです。

辺り一面に広がる黄金色の稲穂が秋風に揺れる風景は、まさに日本の原風景です。

美味しい新米が楽しみな季節になりましたが、この季節私たちを悩ますのは「秋むくみ」と呼ばれる体のむくみ。寒暖差の激しい秋は1年のうちでも最も体がむくみやすい時期だと言われています。下半身のポンプとも言われる「ふくらはぎ」のエクササイズで「秋むくみ」を解消しましょう。

 

「秋むくみ」とは

 

秋にむくみが起きやすい理由をあげてみると

◎気温差の中で体温コントロールを上手くできない

日中は暑さが残っているので、夏の感覚を引きずって冷たい食べ物とって体を冷やしてしまい、血流が悪くなることからむくみやすくなってしまいます。また、同じ理由から水分をたくさん摂ってしまっても、朝晩はずいぶん涼しくなって汗をかく量は減っているので体内の水分を排出できずにむくみの原因となってしまいます。

 

◎衣替え移行期間

暑い日は真夏のファッションそのままサンダルや肌を露出した服装で過ごしていると、夕方になって10℃以上もの気温差ができた場合には足元や体が冷えてむくみが出やすくなってしまいます。

 

◎シャワーだけで済ましてしまう

夏の間は湯船につからずにシャワーだけで済ませていた人は、気温の高い秋口はその習慣を続けてしまうこともあり、体を冷えから守る「入浴効果」が期待できません。

 

むくんだ手足をそのままにしておくと太りやすくなったり、セルライトができやすくなったりする恐れがあります。また、むくみの原因になっている血液・リンパのめぐりが悪い状態を放置すればさらにむくみやすい体質になるばかりか、冷え症が進行して体の代謝が落ち、体の老廃物を排出しにくくなるため、肌あれやくすみ、シワなどのエイジングサインが出やすくなると言われています。

 

「ふくらはぎ」が持つ素晴らしい美容効果

 

心臓から離れている足は、心臓のポンプ作用が届きにくく、血流が滞りやすいため体の中でも冷えやすい部分と言えます。「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの筋肉は、下半身の血液を心臓へと送り返すポンプのような役割をしているのですが、運動不足などでふくらはぎの筋肉の働きが弱くまた、筋肉量自体が極端に少ない場合などは、血液を心臓に戻すことができずに血行が悪くなってしまいます。立ち仕事や1日中歩き回る仕事など、足に疲労物質が溜まることが多い場合も、下半身が冷えやすくなります。

 

運動不足や長時間のデスクワークなどでふくらはぎの筋肉を十分に動かせない場合も、ふくらはぎをマッサージしたり、効果的に動かしたりすることによって、ふくらはぎの筋肉に柔軟性を取り戻し、血流をよくすることができます。血流がよくなることで、嬉しい効果が期待できます。

 

・低体温の改善による冷え、むくみの症状の改善、肩こり腰痛の改善

・基礎代謝が向上することによるダイエット効果

・自律神経のバランスが整うことによる生理不順の改善、更年期障害の軽減

・デトックス効果による便秘改善

・免疫力、治癒力の向上によるアンチエイジング効果、美肌効果

・脳細胞の活性化による集中力、記憶力の改善 など

 

簡単にできる「ふくらはぎ」エクササイズ

 

◎座ったままでエクササイズ

デスクワークをしながら、リビングでソファーに座ったままエクササイズができます。

①イスに座りかかとを付けたまま足先だけを上へ向け、ふくらはぎの筋肉が十分にのびていることを感じたら、足先を地面につけてかかとを思いっきり引き上げます

②10回程度繰り返したら、床から少し足を浮かせて片足ずつ足首を回し左右10回ずつ回します

 

◎立ったままでエクササイズ

駅のホームで電車を待っている時など、どこでもできるエクササイズです。

①足を肩幅程度に開いて立つ

②背伸びをするように両足のかかとをあげたまま、つま先立ちの状態をキープしたあと元に戻す

③10回から始めて、慣れてきたら20回を1セット、1日に2セットを目標に行う

 

◎寝たままセルフマッサージ

お休み前、ベッドに横になったら最後のマッサージを始めましょう。

①膝を立てた状態で仰向けに寝る

②右足のふくらはぎを左足の膝上に乗せて、リンパを流すように足首裏から膝裏までいったりきたりを繰り返す

③次に、右足の膝の上で左足の膝上に乗せて、リンパを流すように足首裏から膝裏までいったりきたりを繰り返す

コリがあるふくらはぎは痛く感じます。マッサージをすることでコリがほぐれて痛みも和らいできます。

 

 

「秋むくみ」の確実な改善にはプロの手によるマッサージが効果的です。「気・血・津液」のバランス、循環を整えるスイナマッサージは、自己回復力を高める東洋医学の理論に基づいたオールハンドのトリートメントで、心地いいリラックスを感じながら、こりやむくみを解消し、全身の代謝を高めます。コンディショニング&ボディシェイプを選択すると、骨盤まわりの冷えて凝り固まった深部筋を温め、ほぐすことで下半身の代謝を高め、腹部、腰から脚をすっきりしたラインに整えます。脚の疲れやむくみなど気になる症状がある方は、ぜひご利用ください。

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