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体重増加で体型のたるみを防ぐ!偽物の食欲を抑えるチョコレート

2月も中旬に入り、2月14日〜2月17日の間を七十二候では「魚上氷 うおこおりをはいずる」としています。
日差しが柔らかくなって湖や川を厚く覆っていた氷が解け始め、氷にできた隙間から春を感じた魚たちが水の外へ飛び跳ねる様子を表しています。
立春を迎えコートを脱ぎ捨てたくなるほど暖かな日になったかと思うと、次の日には真冬の寒さに逆戻りと体調を崩しやすい日々が続いていますが、こうした寒暖差の厳しい時期こそ取り入れたい平安時代から受け継がれてきた習慣が「季節湯」です。
平安の僧侶、空海(弘法大師)が薬湯として広めたことを起源とする「季節湯」は旬の植物を入浴剤に使う入浴法で、冬至の「ゆず湯」や5月の「菖蒲湯」は広く知られています。2月のお湯は冬野菜の代表的な存在「大根」を使った「大根湯」です。大根1本分の葉を、風通しのいい日陰で2日から10日間干し、乾燥した大根葉を細かくして布袋に入れ、湯船に浮かべたお風呂が「大根湯」です。大根葉からとけだす塩化物や硫化イオンは一般的な温泉にも含まれる成分で、体の新陳代謝を促しながら皮膚のタンパク質と結合して皮膚表面に膜を作り、全身の保湿効果を高めます。この時期特有の冷えや乾燥肌を癒しながら、季節の移り変わりも感じさせてくれるお風呂です。
季節と言えば14日木曜日は「バレンタインデー」。1年に1度、この時期にだけ来日するショコラティエが作り出すジュエリーのようなチョコレートを自分へのご褒美にしている女性も増えていますが、このひとかけのチョコレートが「止まらない食欲」を抑えることに効果があると言われています。

「心が作り出す偽物の食欲」で食欲が止まらない

数年前からアメリカでは「Emotional eating (エモーショナル イーティング)」についての研究が進んでいます。「エモーショナル イーティング」とは「実際は空腹状態ではないにもかかわらず、感情的又は心理的に作り出される食欲」のことです。あなたの食欲、実
は心が作り出した「偽物の食欲」でないかを簡単にチェックしてみましょう。

□ 突然、急激に空腹を感じることがたびたびある

□ 空腹時もなんでも食べたいわけではなく、フライドポテト、ピザなど特定の物が食べたくなる

□ それほど食べるつもりがなくても、テレビを見ながら食べているうちに気が付くとお菓子を1袋食べきってしまったことがある

□ 食べ始めるまではすごく食べたいと思っていたはずが、食べ終わった後に食べたことを後悔したり、罪悪感をもったりすることがある

□ 疲れているからという理由で甘い物を口にすることがたびたびある

□ 食後にデザートがないと寂しい

□ 飲んだ後は締めに必ずラーメンを食べる

2つ以上のチェックが入った場合は、「心が作り出した食欲」に従って食べてしまっている可能性があります。

「偽物の食欲」を作り出す要因

〇怒り、悲しみ、不安など負の感情

体がリラックス状態になると自律神経は副交感神経が優位になります。
いい音楽を聴いたり、気持ちのいい香りに包まれたりした時と同じように「食べる」ことでも副交感神経は優位になるので、負の感情を「食べてスッキリする!」という行為に走りたくなりますが、そのすっきり感は一時的なものにすぎません。

〇ストレス

脳はストレスを感じると感情や欲望を抑制する前頭前野のコントロールが弱くなって、衝動に駆られた暴飲暴食に走ってしまうことがあります。同時にストレスを感じると満腹中枢を刺激して食欲を抑えるホルモン「レプチン」の働きが悪くなり、どれだけ食べても満足しないという状態になることがあります。「何か食べたい」という気持ちが続くと糖代謝をはじめ、たん白質代謝、脂質代謝に関する「コルチゾール」という脳内ホルモンの分泌が促され、塩分の強いものや高脂肪食品、甘いものへの欲求を引き起こす原因となります。

「心が作り出す食欲」のままに食べていると、肥満はもちろんのこと、過食症を引き起こすリスクが高まるという研究報告があります。


 
「偽物の食欲」にはチョコレートが効果的

チョコレートに含まれるテオブロミン成分は、カカオ豆以外にほとんど含まれていない「苦味」を作る成分です。
テオブロミン成分はイライラを抑えたり、食欲を抑える働きがあると分かってきました。つまり、止まらない食欲を抑えるだけでなく、気持ちが不安定な時、ストレスを感じた時に起きる偽物の食欲となる原因そのものを緩和する効果が期待できるのです。
また、カカオポリフェノールには女性ホルモンを整える働きがあり、女性ホルモンが正常に分泌されると自律神経のバランスがとれ、感情をコントロールできるようになります。

 

おすすめのチョコレートの食べ方

チョコレートはどんな種類で好きなだけ食べていい、というわけではありません。効果的な種類や食べ方を理解しておきましょう。

◎食べるならハイカカオチョコレート

カカオ含有量70%以上のハイカカオチョコレートにはテオブロミン成分とカカオポリフェノールが豊富に含まれているのでおすすめです。ミルクチョコレートには砂糖やバターがたっぷりと含まれているので、逆にイライラが増してしまったり、食欲が止まらなくなることがあるので要注意してください。

◎何か食べたくなったらチョコレートをひとかけ

いくらチョコレートが食欲を抑えてくれるとは言え、満腹を感じるまでチョコレートを食べてはいけません。
衝動的に何か食べたくなったら、チョコレートをひとかけだけ食べて、15分ほど待ってみましょう。すると自然と食欲が収まってきます。

◎香りだけでもOK

仕事中や真夜中にチョコレートを食べるのは…と思う方は、香りを楽しむだけでもイライラを緩和し、食欲を抑える効果があると言われています。
チョコレートの香水などをお手持ちのハンカチなどにワンプッシュしておいて、食欲が出始めたらゆっくりと香りを楽しみましょう。チョコレートの香りには集中力や記憶力を高める効果もあると言われているので、集中したい時にもおすすめです。

もちろん、毎日チョコレートをたくさん食べ過ぎては意味がないので、ストレスをイライラやストレスを感じた時にどうしても食べたくなったら、対処法としてチョコレートを食べて食欲を落ち着かせる、と覚えておきましょう。

 

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