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セルフケア

「腸活」でつらい夏の冷え性対策

平成30年7月豪雨と名付けられた集中豪雨、観測史上最高という連日の暑さ。

厳しい夏となった7月もようやく終わろうとしています。

時として夏の雨が激しく降る頃という意味で、82日からの5日間を七十二候では、大雨時行(たいうときどきふる)と呼んでいます。

最近は夏の暑さに「涼」をもたらす「夕立」というより「ゲリラ豪雨」といった激しい雨が多くなり、立秋前のこの時期にも注意が必要です。

また、今日31日は火星が地球に最も近くなる日で、天気が良ければ肉眼でも南東の低い位置から深夜にかけて南の空へ上昇する赤く輝く火星が肉眼でもはっきりと確認できます。

火星の大接近は15年ぶりで、前回接近の2003年にはフランス全土が猛暑に襲われました。この日本の猛暑も火星大接近が関係しているのでしょうか?そんなことを考えながら赤い星を眺める7月最後の夜になりそうです。

これだけの暑さが続くとエアコンのない場所で過ごすことが難しくなり、涼しくなる一方で冷房での「冷え」に悩んでいる女性もいらっしゃることでしょう。

実は体の「冷え」によって腸の機能が低下すると栄養素の吸収率が低下し、体調不良の原因となります。

「夏の冷え」対策の1つに腸を元気にする「腸活」をとりいれてみませんか?

 

夏の冷えに腸活が必要な理由

 

女性は全身の筋肉量が少ないため男性に比べて冷えやすく、屋外の厳しい暑さから、しっかりと冷房の効いた室内へ入った時の気温や湿度の急激な変化は、本人の気づかないうちに体にとってストレスとなっています。

エアコンによる室温と外気温の差は10℃を超えると内臓を冷やしやすいとされています。夏の冷えは、「冷房」と「冷たい食べ物・飲み物」など、体の外側からも内側からも体温が奪われてしまうことから、冬の冷えより深刻なのです。

 

腸は消化・吸収をする小腸と、排泄の働きを持つ大腸から成り立っています。ま

た腸の重要な機能として様々な免疫機能に影響を及ぼすことから、全身に関わる重要な臓器として「第2の脳」とも呼ばれています。ストレスによる自律神経の乱れと夏の冷えによって腸が冷えてしまうと、

 

・大腸の働きが悪化して、便秘、腹痛、残便感などを引き起こす

・免疫力が低下して、風邪、インフルエンザなどの感染症やアレルギー症状が起きる

・排泄力が低下して、肌荒れ、体臭、うつ症状などの症状が現われる

 

と様々な不調の原因となってしまいます。

 

腸内環境を整えて夏のストレスに負けない「腸」を意識することで、夏の冷えからくる辛い体調不良も予防することができるのです

 

大麦で腸活

 

腸内環境を整えるために欠かせない食物繊維は2種類に分類されます。

 

◎水溶性食物繊維

(水に溶ける、乳酸菌の餌となり善玉菌優位な腸内環境を作る、血糖値の上昇を防ぐ)

こんぶ・わかめなどの海藻類、果物、ラッキョウ、エシャロットなど

 

◎不溶性食物繊維

(水に溶けにくい、便のカサを増す、大腸を刺激してぜん動運動を促す)

穀物、野菜、豆類など

 

腸活には水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の両方を摂ることが重要ですが、この2つがバランスよく含まれた「腸活」のスーパーフードが「大麦」です。「大麦」の中でも「もち麦」は特に水溶性食物繊維を多く含み、冷めてももちっとして食べやすいことからお薦めです。

 

〈大麦の炊き方〉

① 米2合を通常通り洗い、通常通りの水加減に合わせる

② ①に大麦50gを加え、麦の2倍量の水100mlを加える

③ 軽く混ぜ約30分浸水させて炊飯する

④ 炊きあがったら上下を返すようにほぐす

 

白米と一緒に炊くことで、手軽に美味しく大麦を摂りいれることができます。炊飯器に入れたままにすると味が落ちるので、小分けにしてラップに包み冷凍保存すれば手軽に大麦を摂取できます。

 

ツボ押しで腸活

 

暑さで動きたくないときも、ツボ押しなら手軽に腸活できます。手のひらを当てて心地いいと感じる程度にさするだけでも効果が期待できます。

 

中脘(ちゅうかん)

 

・胃腸の働きを高めるツボ。不眠などにも効果が期待できます。

・おへそに小指をあてて手のひらを体に付けます。親指があたっているあたりを指でなでて、へこみがあるところがツボ。

 

手三里(てさんり)

 

・胃腸の働きを整えるツボ。倦怠感ややる気が起きないなどの精神的症状にも効果が期待できます。

・ヒジを曲げた時にできるシワに人さし指をおき、そのまま中指、薬指をそろえておくと薬指があたっているところが手三里のツボです。

 

三陰交(さんいんこう)

 

・消化器などの働きを助けるとともに、血行を良くしてホルモンバランスを調節するなど女性特有のトラブルに欠かせないツボです。

・内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、そのまま他の指をそろえて人差し指があたっているところが三陰交のツボ。すねの骨の後ろ側の際にあります。

 

まだまだ続く「厳しい暑さ」と「冷房による冷え」のストレスからくる疲れや倦怠感には、インド伝承医学に基づく本格的な体内浄化法を、カージュラジャが日本の風土に合わせてアレンジしたアーユルヴェーダがおすすめです。

その日の体質に合った薬草ブレンドオイルをふんだんに使ったトリートメントで心と身体のアーマ(毒素)を汗とともに排出しやすくし、終わった後は何とも言えないけだるさと爽快感で、冷えや疲れから解放されます。気になる症状がある方はぜひご利用ください。

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