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セルフケア

体に力を入れすぎていない?余分な力を抜いてリラックスする方法

2月3日の節分は皆さん「豆まき」をされましたか?節分が終わり、昨日から「立春」となり、暦の上では春が始まります。
旧暦では二十四節気最初の節気であるこの「立春」が新しい年のスタートとされていました。
七十二候も昨日から始まる立春の初項2月4日~8日を「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」が第一項となります。東の風「こち」は、この時期に吹く柔らかな東よりの早春の風のこと。
第1項は春を告げる暖かな風が、冬の間に凍りついた川や湖を溶かし始める頃を表しています。
この時期、禅寺の門前やお店の入り口、一般のご家庭でも玄関先で「立春大吉」と書かれたお札を見かけることはありませんか?
立春の朝、これから始まる1年を無事に過ごせるように願いを込めて、豆まきで厄を落とした入口に「立春大吉」のお札を貼るのは立春の習わしの1つです。
縦書きされた「立春大吉」の文字は左右対称であり、裏表にしても文字が同じように読めます。
家に入り込んだ鬼が、ふと後ろを振りかえると同じ「立春大吉」の文字が目に入り、まだ家の中に入っていなかったと勘違いして家に入り直そうと逆戻りをして家から出ていくというお話があります。
「立春大吉」で鬼も出ていく、厄除け、災難よけのおまじないとされているようです。
寒さの向こう側に少しずつ春が近づいていることを知らせてくれる「立春」ですが、まだまだ寒い時期が続いています。つい寒いと体に力を入れてしまい、肩こりやなんとなく体が疲れやすい…なんて経験はありませんか?
実は体に力を入れやすい人は、普段から体に力が入っている可能性があるのです。

体の力を抜けない人とは?

体の力を抜くなんて簡単に思えますが、常に力を入れている方にとってはこれが通常なので、自覚症状がありません。
なので、簡単に力を抜くことができないのです。そんな方の肩こりや腰痛はマッサージをしようと思っても、筋肉がカチカチになっているのでなかなかほぐすことができませんし、すぐにまた痛みが出てしまうのです。まずは自分の体が力んでしまっているのかどうか、セルフチェックをしてみましょう。

〇柔軟性がなく、体が硬い

〇気が付くと呼吸が止まっている

〇人より疲れやすい

〇口呼吸になる

〇肩が張っている

〇お腹・わき腹が痛い

〇目の奥が重たく感じる

〇歯ぎしりをする癖がある

〇朝顎が痛くなる

〇眉間にしわを寄せる癖がある

これらの症状が1つでも当てはまる方は、体に力を入れすぎているケースがよく見られますが、これらが複数以上当てはまる方は、知らず知らずのうちに力むことが日常化している可能性があると言えます。
この緊張状態を和らげないと辛い肩こりや腰痛が改善されるのは難しいと言えます。

 

体が力んでしまう理由

体が力んでしまうのは、実は自律神経が大きく関係しています。ストレスや精神的な疲れから交感神経が優位になり続け、緊張状態になりやすくなります。
ストレスや環境の変化、また寒さが続くことによってリラックスするのに必要な副交感神経への切り替えができにくくなり、体の緊張状態が寝ていても保たれてしまうのです。
なので、体の力を抜くためには、副交感神経を優位にさせる必要があります。

副交感神経を優位にして力を抜く方法

◎ストレッチでリラックス

①姿勢を正す

②顎を下に向け、鎖骨に近づける

③ゆっくりと後ろに倒していく

④顔を正面に戻す

⑤今度は右肩に耳が付くように倒していく

⑥次は逆に左耳が方に付くようにたおしていく

⑦ゆっくりと正面に戻る

首周りは特に緊張がしやすい部分なので、ストレッチをしてあげることで緊張が和らぎ、副交感神経を優位にさせることが可能です。また、首は痛めないようにゆっくりと行うのがポイントです。

◎ぶらぶら体操

①全身の力を抜く。

②体を捻じりながら、腕をぶらぶらさせる。

③この時、遠心力で腕を体に巻き付くイメージで行う。

たったこれだけで体の緊張状態がほぐれ、副交感神経に切り替わりやすくなります。この運動はいつでもどこでもできるので、肩こりが酷いときなどにおすすめです。

◎ツボを刺激する

両耳をラインで結んだ頭のてっぺん部分のツボ、百会(ひゃくえ)を中指で痛気持ちいい程度で刺激しましょう。

特に体がいつも緊張状態で眠りが浅いという方におすすめのツボです。

◎呼吸を意識する

私たちは緊張状態や体が力んでしまうと、つい呼吸を止めてしまうか浅くなります。正常な呼吸が出来ていない時は交感神経が刺激されます。体に力が入っている時こそ、鼻から息を吸う腹式呼吸を意識しましょう。

◎目を温める

いつも緊張し、力んでいる方は目にも力が入って眉間にしわが入ってしまいます。

特に最近では長時間のPCやスマホの使用で目は疲れやすく、疲労をため込んでしまっています。
そこでおすすめなのが、目をホットタオルで温める方法です。
目の周りの血流を改善するだけで緊張状態がほぐれ、リラックスもするので副交感神経が優位になりやすくなるのです。ホットタオルは電子レンジで簡単に作れますが、やけどには注意してください。

◎甘いものを摂る

食べ過ぎはよくありませんが、甘いものにはセロトニンの分泌を促しリラックスさせる効果があります。

ただし、砂糖がたっぷり入ったお菓子などは逆に血流の流れを悪くし、より肩こりや腰痛を悪化させたり、イライラさせる原因にも繋がるので、

・ハチミツ

・黒砂糖

・和三盆

・メープルシロップ

などを代用品として使用することをおすすめします。特に疲れた時の力みに効果があるので、仕事中や家事で疲れた時に一口食べるだけで緊張状態が和らぎます。

東洋医学では、身体は「気・血・津液」という3つの要素から構成され、それらがバランスよく全身を巡っている状態が健康であるとされています。
「気・血・津液」の流れが滞ると血液やリンパの流れも停滞します。自己回復力を高める東洋医学の理論に基づいた「スイナマッサージ」のオールハンドトリートメントは「気・血・津液」のバランス、循環を整え心地よく、リラックスしながら、こりやむくみを解消し、全身の代謝を高めます。
「十二正経」と言われる12本の経絡に沿って滞りをほぐし、肩こり、むくみ、疲労、倦怠感、冷え性を改善する「コンディショニング」など、体調や目的に応じて、4種類のケアからお選び頂けます。美容や健康のご要望などスタッフにお気軽にご相談ください。

 

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